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服の売り上げが今、パンデミック前より大きく伸びている2つの理由

買い物客

Justin Sullivan/Getty Images

  • アメリカでは、服への支出が急増し、新型コロナウイルスのパンデミック前の水準を超えている。
  • バンク・オブ・アメリカの調査によると、服の購入は2019年に比べて35%増えている。
  • リーバイスのCEOによると、服への支出が増えた要因の1つに、コロナ禍での体重の増減があるという。

服への支出が急増している。再びおしゃれをしたいという欲求とコロナ禍での体重の変化が影響しているようだ。

アメリカでは、新型コロナウイルスのパンデミックでしばらく服への支出が急激に減ったものの、今ではパンデミック前の水準を上回るほどだ —— バンク・オブ・アメリカの調査によると、2019年に比べて35%増えているという。

「人々は外へ出て、再び動き回ることを期待している」とメンズウェアを手掛けるスーツサプライ(Suitsupply)の創業者でCEOのフォッケ・デ・ヨング(Fokke de Jong)氏は3月、Insiderに語っていた。同社は、裸のモデルたちがキスをしている写真に『ニューノーマルがやってくる』というタイトルを付けた広告を出していた。

「"狂騒の20年代"との類似性が定期的に指摘されている」とデ・ヨング氏は言う。

一部の小売業者たちは、購買行動の変化に2月頃から気付き始めていた。アーバン・アウトフィッターズ(Urban Outfitters)のCEOリチャード・ヘイン(Richard Hayne)氏は3月の第4四半期決算の会見で、「カジュアルな、自宅用の着ていてラクな」服から、ワンピースといった「『お出かけ』用の服装」への転換が見られたと語っていた。

ギャップ(Gap)のCEOソニア・シンガル(Sonia Syngal)氏も3月、パンデミックから抜け出すにつれ「ピーコッキング効果」が生じるだろうとして、同社は消費者が再び、周囲に良い印象を与えるために服を買うようになることについて、非常に楽観的だと話していた

ただ、服の購入が増えているのは、"自分を素敵に見せたい"というしばらく眠っていた欲望のせいだけではない。

アメリカ心理学会の2月の調査では、アメリカの成人の61%がパンデミック中に望ましくない体重の増減を経験したと言い、42%は「思った以上に体重が増えた」と答えている。

パンデミック中に体重が増えたと答えた人は、平均で29ポンド(約13キロ)増えたことも分かった。

リーバイス(Levi's)のCEOチップ・バーグ(Chip Bergh)氏は6月上旬のAP通信のインタビューで、パンデミック時代のよりルーズなフィットが「定着している」と話した。バーグ氏は、ロックダウン(都市封鎖)中の体重の増減は、服が以前のように身体に合わなくなった人たちがいるということだと語り、同氏は実際、顧客の25%以上はサイズが変わったと見ている。

「サイズが変わった人の数は驚異的だ」とバーグ氏は言う。

「パンデミック中に体重が増えた人もいるし、体重が減った人も多い。男性も女性も、だ」

[原文:Clothing sales are spiking even higher than 2019 levels - in part because roughly a quarter of consumers are a new size post-quarantine

(翻訳、編集:山口佳美)

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