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コックピット、エアマンなど…航空業界の格差解消へ、まずは用語を変更

米航空業界は差別的な用語を変更

エアバスのフライトデッキ。

Shutterstock.com

  • アメリカ連邦航空局(FAA)の諮問委員会は、各航空会社に業界用語をジェンダーニュートラルな言葉への変更することを求める報告書をまとめた。
  • 同委員会は航空会社の包括性を高めるため、飛行士を意味する「エアマン(airman)」を「アビエーター(aviator)」に置き換えるなど、用語の変更を推奨している。
  • 航空業界では女性の割合が低く、パイロットとフライトエンジニアの94%は白人男性だ。

航空業界では今後、多様性(diversity)を高めるため、より包括的な言葉を使用する動きが出てくるだろう。

アメリカ連邦航空局(FAA)の諮問委員会は2021年6月23日、各航空会社に対し、「エアマン(airman)」や「コックピット(cockpit:cock=雄鶏)」などの言葉を用語集から葬り去り、ジェンダーニュートラルな言葉に置き換えるように推奨する報告書をまとめた。

FAAの諮問委員会は「エアマン」を「アビエーター(aviator)」に、「コックピット」を「フライトデッキ(flight deck)」にするように推奨した。また、「unmanned aerial system (無人飛行システム)」は「unscrewed aerial system」や「drone system」に変えるべき、というように代替用語を挙げている。

「ジェンダーニュートラルな言葉の使用は、より多くの人を業界に引きつけて、その維持に役立つ包括的な環境を作り出すことが研究で示されている」と諮問委員会は報告書で述べた。

この動きは、他の組織がより包括的になるために行ってきた変化を反映している。NASAは2006年に、宇宙計画に使われるすべての専門用語をジェンダーニュートラルに変更すると決定した

FAAのドローン諮問委員会からの勧告は、白人男性が大多数を占める航空業界の公平性について、バイデン政権から働きかけの結果でもある。多くの女性がフライトアテンダントとして働いているが、女性やマイノリティのパイロットやフライトエンジニアはほとんどいない。アメリカ労働統計局のデータによると、現在のところ、パイロットとフライトエンジニアの約94%は白人男性だ。

航空会社は、業界内での女性の割合を増やすことで、パンデミック後の旅行ブームの妨げになるパイロット不足に対応できるかもしれない。だが、ジェンダーニュートラルな用語は、航空業界におけるマイノリティの欠如を解決するためのものではない。

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