デール・カーネギーの著書『人を動かす』・
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ビジネスオーナー(起業家・経営者)は、常に新しい知識をインプットすることが求められる。その情報の多くは本から得ていることが多いだろう。
Q&Aサイト「Quora」のスレッドの中では、ビジネスオーナーにお勧めしたい本が語られている。Business Insider Japanでは、それらの回答の一部をQuoraの協力を得てまとめた。
回答はコンピューターサイエンティストとして活動しているクリス・バスカービル(Chris Baskerville)氏が答えたものを翻訳家の三浦真弓氏が翻訳したものを編集した(邦訳書影は翻訳者による追加)。
The Magic of Thinking Big(邦訳『大きく考えることの魔術』ダビッド・J. シュワルツ博士 - 1959年刊)
著者のシュワルツは、人を気後れさせる最大のものは、その人の思考の相対的な小ささだ、と主張している。
あなたが思考する中身こそが、あなた自身だ。それを可視化することができれば、すべてのものの価値を高めることができる。
大きく考えることは、現状を見るだけではなく「可能性」を探ることの訓練にもなる。私が知っているビジネスで最も成功している人たちの何人かは、少なくとも年に一度、普通は年の初めにこの本を読んでいる。
Personality Plus(未訳:フローレンス・リタウアー著 - 1983年刊)
この本で示されているパーソナリティ・プロファイリングの原則は、「現代医学の父」としても知られるヒポクラテス(紀元前400年)の教えに由来している。
この本で、自分自身と自分にとって重要なパートナー(子どもを含む)、そして他人を理解することができる。
人々の性格タイプだけでなく、その人の中心的な気質に基づいた長所と短所を評価できる能力は重要だ。この本を読むことで、自分の表現方法、人との接し方、関わり方にも影響を受けるだろう。
ほとんどのビジネスは「人+商品」の組み合わせだ。ビジネスで最も成功している人たちは、「対人スキル」をマスターしていると信じている。他のあらゆるスキルと同じように、対人スキルも練習すればするほど上達する。
[原文:What would be the top 3 books you would recommend for a small business owner?/スモールビジネスのオーナーにお勧めの本を3冊教えていただけませんか?]
(編集・稲葉結衣)
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