アントニ・ガウディが設計したバルセロナの夏の別荘「カサ・ビセンス」。
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- アントニ・ガウディによる19世紀の傑作建築が、2021年の秋に1泊のみ宿泊を受け入れる。
- エアビーアンドビーを通じて、バルセロナにあるすばらしい邸宅「カサ・ビセンス」が、1泊たった1ドルで宿泊できる。
- 予約の受付開始は2021年7月12日で、宿泊にはミシュランの星付きレストランによるディナーが付いている。
建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí)が初めて設計した家へようこそ。スペイン、バルセロナにある1885年に建てられたこの邸宅に、エアビーアンドビー(Airbnb、以下エアビー)を通じて、1泊1ドルで宿泊できるかもしれない
カサ・ビセンスの外観。
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エアビーの情報によると、この家を博物館に改修することに貢献したエアビーのホスト、エミリ・マスフェレール(Emili Masferrer)さんが、2021年の秋に1泊の宿泊を提供すると予定だという。
カサ・ビセンスの中庭には植物が並ぶ。
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ガウディは19世紀後半に活躍したスペイン人建築家で、バルセロナにおいて数多くの有名な近代建築物を手がけている
カサ・ビセンスのトップ部分。
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エアビーとカサ・ビセンス(Casa Vicens)のサイトによると、ガウディが最初に依頼されたこの個人宅は、ユネスコ(UNESCO)の世界遺産に登録されている
建物の外側は、緑のタイルと濃い朱色のレンガで構成されている。
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ガウディの作品は、大胆な色使いと、緻密なパターンやディテールで知られている
カサ・ビセンスのプライベートガーデン
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カサ・ビセンスは屋根にまで細かな装飾が施されている
建物の壁と屋根のディテールをクローズアップした写真。
Hana Alberts/Insider
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カサ・ビセンスのウェブサイトによると、この建物は地上3階・地下1階で、1階にキッチン、リビング、ダイニング、2階にベッドルーム、最上階(3階)は使用人の部屋がある。地下には収納庫がある
建物のエクステリア。
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Source: Casa Vicens
ハウス&ガーデン(House & Garden)によると、ガウディは、新古典主義、ゴシック様式、キリスト教様式、ムーア様式などさまざまなスタイルの影響を受けてこの家を設計した
色鮮やかな喫煙室の内部。
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Source: Home & Garden
エアビーの情報では、宿泊者が使用できるのはベッドルーム、ハーフ・バスルームと…
カサ・ビセンス内のベッドルーム。
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…暖炉と4人掛けのテーブルを備えるダイニングルームだ。エアビーによると、このダイニングルームでガウディに因んだミシュランの星付きの食事が提供される
グリーンのアクセントの効いたダイニングルーム。
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ダイニングに続くテラスには…
テラスの外の様子。
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紙で作ったタイルが貼られ、天井にはナツメヤシの木や実の絵が描かれている
テラス。
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宿泊した翌朝は、庭で地中海料理の朝食を食べることができる。予約の受け付けは、2021年7月12日午前10時(アメリカ東部標準時間)に開始するとのことだ
プライベート・ガーデンでの食事。
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Source: Airbnb
スペインへの渡航については、外務省などの情報を参照のこと
スペイン、バルセロナ。
Allard Schager/Getty Imanges
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米Insiderを運営するInsider Incを所有するアクセル・シュプリンガー(Axel Springer)社はエアビーアンドビーに出資している 。
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)