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最高のチームで、変革に挑む。

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[ BUSINESS INSIDER JAPAN Special Feature ]

最高のチームで、変革に挑む。

「道は自分でつくる」営業経験しかなかった私が、データドリブンなコンサルタントになるまで

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世界トップクラスのコンサルティング・ITサービスを展開するアクセンチュアには、「データ分析」に特化し、そこから抽出された分析結果をもとにコンサルティングを行うデータドリブンな集団がいる。

クライアントである企業や公的機関に関するさまざまなデータから、目に見えない課題や改善点、経営指針などを洗い出しビジネスを加速させていくこのチームでは、どのように仕事を進めているのだろうか。

ベンチャー企業の営業から、アクセンチュアでデータ分析×コンサルティングを担うアナリティクス・コンサルタントに転職した古塚 祐美氏に、仕事の魅力やキャリアの広がりを聞いた。

データを見ると「思い込み」に気がつく?

「私が所属しているのは、人工知能(AI)や機械学習などの先端技術を武器にビジネス変革を支援する『AI((Applied Intelligence)グループ』の中で、データを軸としたコンサルティングを提供する『データドリブン コンサルティング(DDC)』チームです。

AIグループには、アナリティクス・コンサルタント、データサイエンティスト、AIアーキテクトがいて、プロジェクトに合わせてチームを組んで横断的に仕事をしています」(古塚氏)

アナリティクス・コンサルタントは、社内の専門家と連携しつつクライアントとの窓口となり、データを活用したビジネス戦略の立案や具体的なアクションプランを立てていく、いわば先導役だ。

「最近多いのは、自社内である程度のデータは集まっているものの、その活用方法が分からない、分析・検証したものの期待する成果につながらないというご相談です。

そこで私たちは、まずはデータドリブン経営のゴールを定義した上で、データ活用の方法やデータの集め方、分析手法などを整理し、“どのように戦況(市場・競合)を捉えてどのような戦術(施策)に落としこむか?”といった価値創出までのロードマップを設計することから始めています。

場合によっては、前述した社内のデータサイエンティストやエンジニアだけでなく、特定の業界に特化しているコンサルタントなどとも議論しながら、お客様にとっての最適な道筋を描き提案していきます」(古塚氏)

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古塚 祐美(ふるつか・ゆみ)氏/法政大学理工学部卒業後、データ分析を専門にしたベンチャー企業に新卒入社。その後第二新卒で2014年にアクセンチュアに入社。現在はアクセンチュアビジネスコンサルティング本部 AIグループにて小売業や製薬業界などを中心にデータドリブン経営への転換を支援している。

提供:アクセンチュア

例えば最近では、小売業界のクライアントに対する新規店舗の戦略支援を担当した。昨今の状況を踏まえてどこにどんな店舗を出店したらよいのか、データを軸に提案を行ったのだ。

「単一のデータでみると地域Aが最適に感じられていたのですが、お客様が持っているデータと私たち独自のパネルデータを組み合わせることで、地場特有の価格に対する感度や競合の戦略、またコロナの影響による買い物をする場所の変化などが明らかになり、これまで見えていなかった地域Bでの勝ち筋が見えてきました。

データドリブンなコンサルティングの面白さはそこにあり、データを通じて発見した新しい事実をビジネスにつなげて成果を出していく、“感覚によらない”コンサルティングを武器に、最適な解へと導いていきます」(古塚氏)

一般的にデータ分析を行う場合、1年前や1カ月前など、以前との対比で変化を見ることも多い。しかし、日々目まぐるしく移り変わる社会状況の中で、アクセンチュアでは「リアルタイム」のデータを収集し解析することにも重点を置いた分析を行っているという。

「リアルタイムで反応が出てくるので、スピード感はとても重要です。また、私たちの仕事は分析して終わりでは決してありません。ときには経営層と対峙しながら、分析から見えてきた示唆をいかに活用していくか、最善策は何かをアイデアベースで出し、お客様のビジネスの最前線を一緒に考えていきます。

施策を実行してデータに現れた結果を見て、また改善・提案していく。その成果を近くで見続けられるのもこの仕事の醍醐味です」(古塚氏)

ベンチャー企業の営業職からアクセンチュアの専門職へ

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GettyImages/ d3sign

古塚氏は、新卒でデータ分析専門のベンチャー企業でソリューション営業を担当していた。あるとき、コンサル業界出身者と出会う機会があり、視座の高さ・視点の多さに驚いたという。自身もより複数の視点からの提案ができるようになりたい──その動機がアクセンチュアへの転職のきっかけになった。

「アクセンチュアに入ってからは、まずはアナリティクスの知識やデータ分析に関して自身で勉強しながらも、社内の研修や勉強会にも参加していました。

理系出身ではあったものの、前職は営業だったので自分で手を動かすスキルもなく、初めは業務上の会話についていくのが精一杯の状況でした。

そんな中で成長に一番役立ったと感じるのは、机上の知識よりも実務での経験です。実践の中で上司やチームメンバーが的確にポイントを指摘してくれて、一つひとつ苦手な部分を潰していきました。3年ぐらい経った頃から自分の得意領域が見えてきたことで自信につながり、仕事をより楽しめるようになりました」(古塚氏)

DDCチームには、個人が伸ばしたいことや進みたい道に応じてさまざまなキャリアパスが用意されている。データを用いたビジネス変革のプロジェクトマネジメントスキルを身につける道、分析スキルを拡張する道、複数プロジェクトのソリューションデザインをリードする道などだ。

古塚氏は、7年目の現在、マネジャーのポジションで、小売業や製薬会社などでマーケティング関連のプロジェクトを幅広く担当。また社内の女性AI人材のキャリアサポートプロジェクトにも携わりながら、仕事の幅やスキルを広げている。

「アクセンチュアは“あなたはどうなりたい? 何がやりたい?”をよく問われる会社です。プロジェクトへの配属はビジネスの状況やスキルなども影響するものの、自分の意志ややりたいこと次第でさまざまなプロジェクトやポジションに挑戦しやすい環境があります。

また、年齢や立場は関係なく全員が考え抜き、意見する『Think Straight, Talk Straight』なカルチャーが浸透していて、チャレンジできる環境がある分成長のスピードもすごく速いと感じています」(古塚氏)

武器としての「データ分析」を手に入れる

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提供:アクセンチュア

では、DDCチームの仕事に向いているのはどのような人物なのだろうか。

「DDCは、データ分析を武器にしたコンサルティング集団です。前職でデータサイエンティストの仕事をしていた人もいますが、これまでの仕事で何かしらのデータ分析に携わっていた企画職やマーケティング出身のメンバーも多く在籍しています。

入社時はデータ分析のエキスパートでなくとも、研修や有志の勉強会、そして実践を通じて入社後にスキルを身につけていける環境があるので、数字への苦手意識がなければ問題ありません。

一般的なコンサルタントのようにコンサル思考のベースを身につけつつ、データ分析のスキルを持った人材を目指すことができます。

また、ある程度経験した上でコンサルティングの道を極めたいと思ったら、コンサル寄りの道へ、分析を極めたいと思ったらデータサイエンスのプロフェッショナルを目指す道もあり、キャリアの幅は広いです。

まずはデータとビジネスに興味があり、新しいスキルを拡張してみたいと思っている人にチャレンジしていただきたいです」(古塚氏)

データサイエンスの領域は日々進化・発展している。そこに社内に在籍する豊富な専門家から刺激を受けつつ実践を通じて関われることは、今後のキャリアにもプラスになるはずだ。


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