環境科学者は、2019年から2029年の間に7100の求人数が増えると予測されており、ストレス耐性のスコアは比較的低い。
Robert F. Bukaty/AP
- 年収7万5000ドル(約830万円)以上で、ストレスが少ない職業を調査した。
- また、アメリカ労働統計局(BLS)の予測を用いて、2019年から2029年の間にどのような仕事が増える可能性が高いかを調べた。
- ここに紹介した高収入でストレスの少ない職業は急速に成長すると予想されている。
20. テクニカルライター
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2019年から2029年に予想される求人数:4300
ストレス耐性スコア:69
平均年間給与: 7万8590ドル(約869万円)
19. 環境学者、環境の専門家
Robert F. Bukaty/AP
2019年から2029年に予想される求人数:7100
ストレス耐性スコア:69
平均年間給与: 8万90ドル(約885万5000円)
18. 保険監査員
Thomas Barwick/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:4900
ストレス耐性スコア:69
平均年間給与: 9万2730ドル(約1025万2000円)
17. データベース・アーキテクト
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2019年から2029年に予想される求人数:1万2800*
ストレス耐性スコア:69
平均年間給与: 10万1090ドル(約1117万7000円)
(求人予想は、データベース・アドミニストレータとアーキテクトを合わせた数)
16. 高等教育の哲学、宗教の教師
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2019年から2029年に予想される求人数:2100
ストレス耐性スコア:68
平均年間給与: 9万160ドル(約996万9000円)
15. 地球科学者
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2019年から2029年に予想される求人数:1600
ストレス耐性スコア:68
平均年間給与:11万2110ドル(約1239万5000円)
14. アーティスト、パフォーマー、アスリートのエージェントやマネージャー
fizkes/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:2600
ストレス耐性スコア:67
平均年間給与:9万8070ドル(約1084万3000円)
13. 高等教育の教師
skynesher/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:3700
ストレス耐性スコア:66
平均年間給与:7万5010ドル(約829万3000円)
12. コンピューターおよび情報科学の研究者
Maskot/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:5000
ストレス耐性スコア:66
平均年間給与:13万890ドル(約1447万2000円)
11. 疫学者、伝染病学者
valentinrussanov/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:400
ストレス耐性スコア:64
平均年間給与:8万3620ドル(約924万5000円)
10. 統計学者
Drazen_/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:1万4800
ストレス耐性スコア:64
平均年間給与: 9万7170ドル(約1074万3000円)
9. 経済学者
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2019年から2029年に予想される求人数:2900
ストレス耐性スコア:64
平均年間給与:12万880ドル(約1336万5000円)
8. 生物工学者、生物医学工学者
Tom Robertson/Getty Images
2019年から2029年に予想される求人数:1000
ストレス耐性スコア:63
平均年間給与:9万8340ドル(約1087万3000円)
7. 高等教育の経済学教師
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2019年から2029年に予想される求人数:900
ストレス耐性スコア:63
平均年間給与:12万3720ドル(約1367万9024円)
6. 食品科学者、食品技術者
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2019年から2029年に予想される求人数:600
ストレス耐性スコア:62
平均年間給与:8万190ドル(約886万6000円)
5.水文学者
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2019年から2029年に予想される求人数:400
ストレス耐性スコア:62
平均年間給与:9万150ドル(約996万7000円)
4. 物理学者
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2019年から2029年に予想される求人数:1300
ストレス耐性スコア:62
平均年間給与:13万7700ドル(1522万5000円)
3. オペレーションズ・リサーチ・アナリスト
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2019年から2029年に予測される求人数:2万6100
ストレス耐性スコア:61
平均年間給与: 9万2280ドル(約1020万3000円)
2. 化学技術者
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2019年から2029年に予想される求人数:1400
ストレス耐性スコア:61
平均年間給与:11万4820ドル(約1269万5000円)
1. 政治学者
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2019年から2029年に予想される求人数:400
ストレス耐性スコア:61
平均年間給与:12万4100ドル(約1372万円)
調査方法およびデータソース
Insiderは、必要なストレス耐性度が低い高収入の職業をまとめた後、これらの職業のうち、2019年から2029年の間に大きく雇用が伸びる可能性のあるものを調べようと考えた。
そこで、アメリカ労働統計局(BLS)の「職業別雇用・賃金統計( Occupational Employment and Wage Statistics )」に掲載されている賃金データと、職業データベース「O*NET Online」に掲載されているストレス耐性スコアを用い、「高収入でありながら、比較的ストレスの少ない職業」をリストアップした。O*NETのストレス耐性スコアは、0から100までの数値で示されており、スコアが高いほどストレスレベルが高い。また、直近の2020年5月時点で、平均年収が7万5000ドル(約830万円)以上の仕事のみを対象とした。
このリストの作成後、労働統計局の最新の雇用予測を用いて、さまざまな職業における2019年から2029年までの雇用状況の変化を予測した。10年間で急速に成長すると推定される仕事を見るために、2019年から2029年までの全職業の変化率である3.7%よりも、予測される雇用の変化率が大きい仕事をピックアップした。
パンデミックによる変化を考慮していないため、この予測は10年間の正確な結果ではないかもしれないが、ストレスの少ない仕事環境で、しかも高収入の職業の成長性をある程度示すことができているだろう。
上記の職業は、ストレスが多いものから少ないものへとランク付けされており、同点の場合は平均年間賃金で評価されている。
[原文:20 high-paying, low-stress jobs that are growing in the 2020s]
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue