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金正恩氏、パンデミックによる「重大な事態」で幹部を更迭…その意味は?

North Korean leader Kim Jong Un attends a plenary meeting of the Workers' Party of Korea central committee in Pyongyang, North Korea on February 10, 2021.

2021年2月10日、北朝鮮・平壌で開催された朝鮮労働党中央委員会の全体会議に出席する北朝鮮の金正恩総書記。

KCNA/Reuters

  • 北朝鮮の金正恩総書記が、新型コロナウイルスへの対応について、同国の幹部を非難した。
  • 北朝鮮は、国内での新型コロナウイルス感染者はゼロであると報告し続けている。
  • ある専門家がInsiderに語ったところによると、金総書記は問題の責任から逃れようとしている可能性が高いという。

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党総書記は、新型コロナウイルスの大流行による「重大な事態」で国家が苦しむことを許したとして政府高官の無責任さを非難していると国営メディアの朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。

2021年6月29日の政治局会議で、党の幹部がコロナウイルス感染対策における重要な決断を怠り、国民に「大きな危機」をもたらしたと述べたとKCNAが伝えた。

金正恩総書記は、その「慢性的な無責任さと無能さ」を非難し、国に「とてつもない害」をもたらしたと述べたという。これは北朝鮮の新型コロナウイルス対策が、失敗した可能性があることを公式に認めた珍しい見解だ。北朝鮮はこれまで、国内にコロナウイルスの感染者はいないと主張してきたが、専門家は懐疑的だった

北朝鮮は2020年7月、韓国からの亡命者が、新型コロナウイルスを発症したため、非常事態を宣言したと発表した。しかし、その人物が実際に検査を受けたかどうかは不明で、それ以来、同国は沈黙を守り、国内の感染者数ゼロの報告を続けている。

2021年6月29日に行われたスピーチで金氏が述べた「重大な事態」の詳細については明らかになっていないが、KCNAによると、金氏は、幹部をより「選ばれた者」に入れ替えたと述べたという。

脱北者で研究者である安燦一(Ahn Chan-il)はAFP通信に対し「金正恩のこの発言は、北朝鮮が新型コロナウイルスに苦しんでいることを示している」と語った。

「政治局でそれについて議論し、KCNAが報道したという事実は、北朝鮮がおそらく国際的な援助を必要としていることを示している」と彼は述べている。

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