- フィンランドの最北端ラップランドでは7月5日、最高気温が華氏92.3度(摂氏約33.5度)に達した。1914年以来、最も暑くなった。
- ノルウェーの北極圏に近いソルトダルでも華氏93.2度(摂氏約34度)を記録し、今年最も暑い1日となった。
- 今年は北米も熱波に見舞われていて、気温は華氏120度(摂氏約48.9度)を超えている。
北欧諸国は今週、記録的な暑さに見舞われていて、一部の地域では華氏93度(摂氏約33.9度)を超えている。
フィンランドの気象庁は5日、最北端ラップランドにあるケボ観測所で華氏92.3度を観測したとツイートした。
ラップランドでこれまでに観測された史上最高気温は、1914年の華氏94.5度(摂氏約34.7度)だ。
ヘルシンキ・タイムズによると、フィンランドの最北端に位置するこの地域では、何週間も高い気温が続いていた。例年なら、夏でもその気温は華氏60~68度(摂氏約15.6~20度)ほどだという。
北極圏に近いノルウェーのソルトダムでも、4日に華氏93.2度を記録した —— これはノルウェーで観測された今年最も高い気温だ。
ガーディアンによると、スウェーデンでも今年の6月は史上3番目に暑い6月となった。
今年は北米も熱波に見舞われていて、北西部の一部地域では華氏120度を超える暑さとなった。
(翻訳、編集:山口佳美)