ビヨンド・ミートが「チキン」を発表…アメリカで鶏肉が高騰する中

ビヨンド・ミート

ビヨンド・ミートを使ったビーガン・チキン・バーガー。

Beyond Meat

  • ビヨンド・ミートが植物由来代替肉の新製品、ビーガンの鶏ササミを発表した。
  • 養鶏農家は需要に追い付けずにおり、その結果アメリカは鶏肉不足に陥っている。
  • レストラン経営者らによると、手羽肉の価格は、過去数年の2倍以上になっているという。

よく行くお店で、鶏手羽肉の値段が上がっていることに気付いたなら、あなたは正しい。アメリカ全土で供給不足状態になっているため、価格が高騰している。

だが、高額な鶏手羽肉の代わりを探している飲食店にとっては、幸運と言えるかもしれない。ビヨンド・ミート(Beyond Meat)が2021年7月8日、最新の代替肉、植物由来の鶏ササミを発表した。同社によると、植物由来のササミはnon-GMO(非遺伝子組み換え作物)のソラマメやエンドウを使って作られている。1食分にタンパク質14グラムを含み、抗生物質やホルモン剤は不使用で、コレステロールはゼロだ。

「このビヨンド・チキン・テンダー(Beyond Chicken Tenders)は我々が卓越性と成長を絶えず追及してきた結果であり、家禽市場に革新をもたらすだろう」とビヨンドのチーフ・イノベーション・オフィサー、ダリウシュ・アジャミ(Dariush Ajami)はプレスリリースで述べた。

「すべての製品同様、ビヨンド・チキン・テンダーは、おいしさと格別の食体験とともに高い栄養価をお届けする」

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み