バンカメ最新予測「2025年までに車載電池は完売状態」の衝撃。パナソニック・クレハら日本企業には追い風

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電気自動車(EV)の急速な拡大予測に応じて、車載電池市場にも大きな変化が生まれようとしている。

testing/Shutterstock.com

近年、電気自動車(EV)の需要が急増していることは周知の事実だ。

つい最近までは、通りでEVを見かける機会などほとんどなかったが、いまやごくありふれた日常になりつつある。結果として、EV関連銘柄は株式市場でも引っ張りだこが続いている。

テスラが自動車市場の電動化をリードし続ける一方で、レガシー自動車メーカーも市場シェアを大きく伸ばしてきている。

テスラ出身の最高経営責任者(CEO)率いるルーシッド・モーターズ(Lucid Motors)やシャオペン(Xpeng、小鵬汽車)など有望視されるスタートアップの参入もあり、競争はかつてない激しさを見せている。

幸福なことに、投資家としてこのEVの普及拡大から利益を得る方法は、テスラ株を買う以外にもある。

リー・ジョンホー(李俊昊)を代表とする米銀バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)のアナリストチームは、最近の顧客向けレポートで、EV需要が今後いかにして車載電池関連銘柄の値動きを後押ししていくか、分析している。

レポートは従来のEV向け車載電池の需給見通しをアップデートし、世界の電池供給は2025年までに「完売状態」になると指摘

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