Ng Han Guan/AP Photo
- グーグルの社内調査によると、同社のエンジニアは、自宅でもオフィスと同じくらいの生産性だと考えている。
- また75%以上のスタッフが、より多くの「コラボレーションとソーシャルなつながり」を求めていると答えている。
- グーグルは、9月から社員をオフィスに復帰させる計画を進めている。
グーグル(Google)の社員は、パンデミック以前に会社で働いていたときと同じくらい自宅でも生産性が高いと考えているが、だからといって彼らをオフィスに復帰させようとする同社の計画が遅れることはない。
このほど行われた社内調査によると、同社のソフトウェアエンジニアは、リモートでの作業も同じように生産性が高いと感じていると答えている。2020年春にリモートワークを余儀なくされたものの、彼らの生産性レベルは同年5月には回復している。
調査対象となった社員の75%以上がより多くの「コラボレーションとソーシャルなつながり」も求めていると、グーグルのピープルアナリティクス担当バイスプレジデントのブライアン・ウェレ(Brian Welle)が述べたとブルームバーグが伝えている。また、ほとんどの社員は、新たなプロジェクトに取り組む際、物理的に同僚の近くにいたいと答えたという。
リモートでの生産性も高いとはいえ、ほとんどの社員をオフィスに戻すというグーグルの計画が変わることはない。
同社は以前、2021年9月からほとんどの社員を週3日オフィスに出勤させるとしていた。その後、計画を修正し、60%の社員が週に数日オフィスに出勤し、20%の社員は場所を変えて新しいオフィスで働き、残りの20%の社員はリモートで働くことができるとした。
だが、オフィス復帰計画に対する社員の不満は高まっている。6月末にグーグルの技術インフラ担当上級バイスプレジデントであるウルス・ヘルツル(Urs Hölzle)が、ニュージーランドに移住して1年間リモートワークをすると発表したことがきっかけだ。CNETによると、ヘルツルは一定の上級職以下の社員や、オフィスに配属されていない社員のリモートワークに反対していたという。だがグーグルがInsiderに語ったところによると、ヘルツルはリモートワークをサポートしており、2020年に転勤を希望して承認されたが、パンデミックのために転勤が遅れただけだとしている。
(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)