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コロナ禍でも迷いなし! 料理人になるために会社を辞めた元バンカーが語るキャリアチェンジ

レストラン

最初のレストランを開くまでに7年かかった。

Juma Kitchen

  • イラク料理を紹介したいという自身の情熱に従い、フィリップ・ジュマさんは資産管理の仕事を辞めた。
  • 正式な訓練を受けたことはないものの、ジュマさんは7年間、期間限定の店を営業したり、レストランで働くなどしてきた。
  • Insiderはジュマさんに、これまでの厳しい道のりやコロナ禍でも9時5時の仕事に戻りたいとは思わない理由を聞いた。

フィリップ・ジュマさん(37)にとって、料理は常に人生の一部だった。

イラク人の父親とアイルランド系イギリス人の母親のもとロンドンで育ったジュマさんは、友達に食べてもらうためにイラク風の料理を作って学校に持って行ったことを覚えている。料理は天職だったが、ジュマさんは冷たくて論理的な金融の世界に入った。

イギリスのリーズ・メトロポリタン大学で経営学を学んだジュマさんは資産管理のスタートアップで働いた後、UBSやシティでキャリアを積んだ。

24歳で月に約2500ポンド(約38万円)を稼ぐ生活に不自由はなかった。ただ、自分は幸せではないと分かっていた。

2008年の金融危機の中で働き続けることが負担となる一方で、料理への強い関心は消えなかった。

「自分の道徳観と合わない世界にいたんです。人としての自分と合わない世界に」とジュマさんはInsiderに語った。

長期休暇や週末に有名レストランでアルバイトをしたいとジュマさんは考えていたが、自分にそんなことはできないと感じていた。両親を失望させたくないという気持ちもあった。

「これが自分に期待されていることなんだと、自分に言い聞かせていました」とジュマさんは振り返った。

行動を起こすまでに結局6年かかった。

コンサル会社で働きながらレストランでバイト

金融業界を去ったジュマさんは、エネルギー関連のコンサルタント会社で経理の責任者になった。収入を得つつも働く時間が短くなったことで、期間限定のサパークラブを営業したり、フリーランスのシェフとして働いたり、レストランでアルバイトするなどして経験を積むことができた。

父親を失望させたが、2014年にはコンサルタント会社の仕事を辞め、フルタイムのシェフになることに決めた。ただ、料理学校に通う余裕はなかった。

「『皿洗いをするために金融業界の高報酬の仕事を辞めるのか?』と父は言いました」とジュマさんは当時を振り返った。

「大変でした。それでも、自分がイラク料理の店を地図に乗せたいと思っていることだけは分かっていました」

そこからジュマさんは7年間、期間限定のレストランを営業したり、イベントでシェフをしたり、フリーランスのシェフとして働いたり、ロンドンにあるレバノン料理のレストランを運営するなど、さまざまな料理の仕事に就いた。

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