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先進国の半数以上の人々は「10年以内に再びパンデミックが発生する」と考えている —— 最新調査

マスク

Robert Nickelsberg/Getty Images

  • 先進国の人々は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と同じような規模のパンデミックが10年以内に再び発生するだろうと考えている。
  • アメリカ進歩センターの調査では、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、カナダ、イタリアの主要7カ国(G7)およびオーストラリアの成人1万1433人を対象に、パンデミックに対する人々の考えを調査した。
  • 全ての国で回答者の半数以上が「人と接する時は用心するに越したことはない」と答えている。

先進国の多くの人々は、世界を揺るがすようなパンデミックが再び発生するだろうと考えている。

これはアメリカ進歩センターがGlobal ProgressとYouGovと協力して行った最新調査の結果だ。調査は6月に行われたG7首脳会議に先駆け、G7 —— アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、カナダ、イタリア —— およびオーストラリアの1万1433人を対象に行われた。

その結果、全ての国で回答者の半数以上が、今後10年以内に「COVID-19と同じような規模の別のパンデミック」が発生するだろうと考えていることが分かった。将来のパンデミックを懸念している人が最も少なかったのはアメリカで、その割合は54%だった。全体の平均は61%だ。一方、パンデミックを懸念している人が最も多かったのはフランスで、その割合は73%だった。日本は65%だった。

statics

回答者らはCOVID-19がこのまま居残るのではないかとも懸念している。新型コロナウイルスが「今後10年で変異し、戻ってくる」と思うかどうか尋ねると、8カ国全体で54%の人々が「あり得る」と答えた。懸念している人が最も少なかったのは再びアメリカで、その割合は47%だった。一方、懸念している人が最も多かったのは日本で、その割合は65%だった。

ただ、今回のパンデミックは人々に、人生を一変させる出来事から最も重要な学びを得る助けにもなっている。パンデミックから特定の教訓をどの程度学ぶべきか尋ねると、「国同士が協力する必要性」「政府が迅速に行動する必要性」「政府がパンデミックの可能性に備える必要性」が上位に来た。

その一方で、こうした"協力"を阻害しかねない結果も出ている。他人をどのくらい信頼しているか、だ。回答者全体の62%は「人と接する時は用心するに越したことはない」と答えている。イタリアとフランスの回答者が最も疑念を持っていて、それぞれ81%、79%が不信感を抱いている。一方、アメリカでは回答者の約3分の1が「大半の人は信頼できる」と答えた。

[原文:Most people in rich countries think we're going to have another pandemic within a decade

(翻訳、編集:山口佳美)

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