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多くの人と出会い、経験を積む20代。これからのキャリアや人間関係、人生自体を大きく左右する20代をどのように過ごすか悩む人も多いだろう。
Q&Aサイト「Quora」のスレッドの中では、20代で始めてしまいがちな悪習慣について語られている。Business Insider Japanでは、それらの回答の一部をQuoraの協力を得てまとめた。
回答は、TIME紙やHuffington Postでライターをしながらライフコーチとして活躍するルーカス・シュウェケンディク(Lukas Schwekendiek)氏が答えたものを編集した。
1. 目先の満足
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テレビ、インターネット、ビデオゲーム、ファストフード、スマホ。こうした目先の満足に惑わされ、長期的に利益をもたらす数少ない重要な活動ができなくなってしまう。
2. 見栄を張るために嘘をつく
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普段から嘘について考えている人は少ないが、嘘で得たステータスは、それを維持する労力に見合わない。
常に自分を変えなければいけならず、誰も本当の自分を知ることはないため、誰もありのままの自分を愛してくれない。それに、嘘をつくことは非常に不安定な自尊心の根源となり、作り出した虚構は小さなことで崩れ去る。嘘を付くのは割に合わないのだ。
3. 他人のせいにする(他責)
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「彼が悪い、彼女が悪い、親が悪い、この世界が悪い、当時の状況が悪い、そうする以外他に仕方がなかった、それさえ起こらなければ結果は違っていた、あいつさえいなかったら —— 」
不幸の原因を自分以外に押し付けるのはすごく簡単だ。
しかし、そんなことをしても状況は何ひとつ変わらないし、好転もしない。責任を持つことを避け続けることは、そのような状況をただ長引かせるだけだ。
4. 欲求を満たすために誰かと親密に付き合う
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誰かと付き合う理由が幸せになりたいから、一人が寂しいから、満たされたいから —— などといった理由なら、いつか必ず失望することになる。
なぜなら、付き合うということにはたくさんの時間と努力と労力が必要になるからだ。
覚悟ができていなければ、堕落する。親密な関係は、その人が備える物事を増幅する。相手がなんでも直してくれると期待してはいけない。
5. 間違った事に一生懸命に取り組みすぎてしまう
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今やっていることの中で、最終的には全く意味がなくなってしまうことはたくさんある。かなりの時間を割いて頑張ったのに、ほとんど報われなかったなんてことはしょっちゅうだ。
6. 大切な事にほとんど取り組まない
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無駄な事をするのに漠然と時間を費やすのではなく、希少な大切な事に目を向けよう。
大切のものにまず取り組み、一番時間をかけよう。
7. 有害な状況や人間関係から抜け出さない
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そんな状況は決して大丈夫ではない!
毒に満ちた炎上する部屋にいるような状況なら、今いる状況や人間関係があなたの人生を蝕んでいるのなら、なんとしても抜け出さなければならない。しばらくの間は嫌な思いをするかもしれないが、より良い人間関係や環境へと置き換わる。
8. 自分を偽る
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自分自身を偽っているなら、偽の自分に対する反応が常に返ってくる。
愛されていない、助けてもらえない、自分に自信がないと多くの人が感じているが、そんなことは当たり前だ。本当の自分を見せていないのに、本当の自分を愛してもらうことを期待しているのだ。
自分を偽っても良いことは何もない。
9. 楽しくもない人生に落ち着こうとする
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今の状況を受け入れる必要はあるが、そのような人生が続くことを受け入れる必要はない。
本当に望んだものが手に入らないんじゃないかという不安から、望まない人生に落ち着く人が多い。しかし、望まないものを手に入れることになったとしたら?それを受け入れることで本当に幸せになるのだろうか?
10. 特別意識/やる気の欠如
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この世界は、あなたに何かをもたらす義務を負ってはいない。
あなたは特別ではない。何かを達成する運命を背負っているわけでもない。あなたは今を生きていて、あなたの行動の全てが何かを生み出す可能性を秘めている。
しかし何も行動しなげれば、得られるものはない。これを頭に叩き込み、起こりもしない奇跡を待つのはやめよう。
11. 全てを真面目に考えすぎる
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調子のいい時もあれば悪い時もあり、巡り回る。何も分かっていない人が言う言葉をたくさん耳にするだろう。
全てを真面目に考えるのをやめ、自分のためになりそうな事だけ聞き、残りは笑顔で聞き流そう。
[原文:What are some bad habits people develop in their 20s?]
(編集:戸田彩香、西山里緒)