無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


電気自動車は安くなってきた…3万5000ドル以下で手に入るEVを紹介

2022年型シボレー・ボルトEV。

2022年型シボレー・ボルトEV。

Chevrolet

  • 電気自動車(EV)はまだそれほど安くないとはいえ、以前に比べると安い車も出てきている。
  • 3万5000ドル(約385万円)未満で手に入るものもいくつかあり、それらはアメリカにおける新車の平均価格を下回っている。
  • 最安価格帯のEVとしては、ミニ・エレクトリック、シボレー・ボルトEV、キア・ニロEVなどがある。

テスラは着々と自社の電気自動車(EV)の価格を上げているが、市場にはこれまでになく安価なEVが出まわるようになってきた。

ここ数年でEVは自動車販売市場のメインストリームに急速に食い込んできている。そして、販売拡大を目指す自動車メーカーが増えるのに伴い、ゼロエミッション車の価格は着実に下がっている。2021年に車を購入する人は、3万5000ドル(約384万円)以下の価格で、少なくとも10車種のEVから好きなものを選べる。

だが、その価格帯のEVが、すべて同じわけではない。例えば、以下で紹介するEVの航続距離は短いもので110マイル(約177km)、長いもので250マイル(約402km)以上とさまざまだ。ミニ(MINI)のような高級ブランドの車もあれば、フォルクスワーゲン(Volkswagen)や日産のような大衆車ブランドの製品もある。

ゼネラルモーターズ(GM)とテスラだけが、低エミッションおよびゼロエミッション車の販売促進を目的とした7500ドル(約82万円)のアメリカの税控除の対象から外れるほど販売台数が多い。つまり、それ以外のEVのほとんどは、メーカーの希望小売価格よりも大幅に安く手に入れられるということだ。そうした理由から、ここでは小売価格が3万5000ドルを超えるEVもいくつか紹介している。


日産リーフ…2万7400ドル(約301万円)

日産リーフ

Nissan

2010年に発売され、現在は第2世代となっている日産リーフ(Nissan Leaf)は長い歴史を持つEVだ。8月の値下げ以後は、最も安価なEVにもなっている。

基本モデルの場合、アメリカ環境保護庁(EPA)基準での航続距離は149マイル(約240km)。それよりも高額なグレードのモデルは、より強力なモーターを備え、226マイル(約364キロ)の航続距離が約束されている。


ミニ・エレクトリック…2万9900ドル(約328万円)

Mini Electric.

BMW

BMWは2019年にミニ・エレクトリック(Mini Electric)を発表し、2020年に販売を開始した。ミニ・エレクトリックは、アメリカで現在手に入る最も低コストな電気自動車の一つで、EVを対象とする連邦政府の7500ドルの税控除を受けられるため、いっそう魅力的なお買い得品になっている。

航続距離は110マイル(約177km)しかないが、ミニ・エレクトリックはそもそも、都市部に住み、それほど長距離を走らないであろう人をおもなターゲットにしている。公称で181馬力を発生し、0-60mph(約97km/h)加速は7秒未満だ。


シボレー・ボルトEV…3万1995ドル(約352万円)

2022 Chevrolet Bolt EV.

Chevrolet

日産リーフと並びシボレー・ボルトEV(Chevrolet Bolt EV)も、最初期にメインストリームに登場したEVだ。シボレーは先ごろ、リニューアルした2022年型ボルトEVを発表した。今夏に店先に並ぶこのモデルの小売価格は、現行モデルと比べて5000ドル以上安い。

ボルトEVの最新世代の航続距離は、すべてのグレードで旧世代と同じ259マイル(約417km)だが、より洗練されたデザインになっている。


ヒュンダイ・アイオニック・エレクトリック…3万3045ドル(約363万円)

Hyundai Ioniq Electric.

Hyundai

ヒュンダイ・アイオニック・エレクトリック(Hyundai Ioniq Electric)の価格は魅力的だ。とりわけ連邦政府の税控除を加味した場合は。ただし、このハッチバックEVは、アメリカのすべての州で販売されているわけではなく、EPA基準の航続距離は170マイル(約274km)と競合モデルより短い。

パワートレインは同じだが、内装とハイテク機能がアップグレードされた、より高額な3万8615ドル(約424万円)のグレードもある。


シボレー・ボルトEUV …3万3995ドル(約373万円)

2022 Chevrolet Bolt EUV.

Chevrolet

2022年型のボルトEUV(Bolt EUV)は、GMのシボレーブランド発の新しいクロスオーバーEVだが、内部構造はボルトEVと共通している。ハッチバックのボルトEVよりもやや大きいため、航続距離は250マイル(約403km)と若干短くなっている。

後部座席の足元のスペースは、ボルトEVよりも数センチのゆとりがある。また、GMの半自動運転支援システム「スーパークルーズ」がオプションで設定されている。


ヒュンダイ・コナ・エレクトリック…3万7390ドル(約411万円)

Hyundai Kona Electric.

Hyundai

2021年型ヒュンダイ・コナ・エレクトリック(Hyundai Kona Electric )の基本モデルは、201馬力のモーターを備え、EPA基準で258マイル(約415km)というかなりの航続距離を誇る。

ヒュンダイは2021年8月、リニューアルした2022年型コナ・エレクトリック(写真)を発表した。デザインは洗練されているが、パワートレインは旧モデルと同じだ。新モデルの価格はまだ発表されていない。


キア・ニロEV…3万9090ドル(約429万円)

Kia Niro EV.

Kia

キア・ニロ EV(Kia Niro EV)のバッテリーパックとモーターは、ヒュンダイ・コナ・エレクトリックと共通のものだ。キアがヒュンダイの傘下にあることを考えれば、特に意外ではないだろう。だが、スペックは若干異なっており、ニロ EVのEPA基準の航続距離は239マイル(約385km)だ。


フォルクスワーゲンID.4…3万9995ドル(約439万円)

Volkswagen ID.4.

Volkswagen

2021年、フォルクスワーゲンがアメリカに初めて送りこむEVが登場した。納車はすでに3月に始まっている。

このEVは、250マイル(約403km)の航続距離を謳い、今大流行しているクロスオーバー仕様だ。したがって、テスラ・モデルYと互角の勝負をする可能性は十分にある。


日産 アリア…4万ドル(約439万円)

Nissan Ariya.

Nissan

クロスオーバーEV市場のもうひとつの新顔が日産アリア(Nissan Ariya)だ。日産が新型EVを本格的に発売するのは、リーフを発売して以来、10年ぶりとなる。

アメリカでのアリア発売は2021年後半以降となるため、詳細はまだ明らかになっていないが、基本モデルの最低価格がおおよそ4万ドルであること、4輪駆動のオプションがあること、航続距離が最長のモデルは1回の充電で最大300マイル(約483km)を走れることがわかっている。


フォード・マスタング・マッハE …4万2895ドル(約471万円)

Mustang Mach-E GT Performance Edition.

Ford

2021年型マスタング・マッハE(Mustang Mach-E)は、フォード初の本格EVだ。同社のEV販売台数はまだそれほど多くないため、このEVは連邦政府の7500ドルの税控除の対象になる。したがって、実質的な最低価格はおよそ3万5000ドルということになる。

この価格のモデルでは、後輪駆動モデルなら230マイル(約370km)、4輪駆動モデルなら211マイル(約340km)の航続距離(EPA基準)だ。ほかにもいくつかのグレードがある。フォードによれば、航続距離300マイル(約483km)の高性能モデルは、0-60mph(約97km/h)加速が3.5秒だという。

[原文:One of the most popular electric cars just got thousands cheaper. Here are the cheapest EVs on sale for less than $35,000

(翻訳:梅田智世/ガリレオ、編集:Toshihiko Inoue)

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

新着記事

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み