体長2.4メートルのワニ「ダース・ゲイター」に噛まれた飼育員を男性2人が救出

ワニ

Tyler Kaufman/AP Photo

  • アメリカでは、「ダース・ゲイター」という名前の体長8フィート(約2.4メートル)のワニがふれあい動物園の飼育員に噛みつき、その場に居合わせた男性2人が助けに入った。
  • 飼育員のリンジー・ブルさんは手術が必要になったものの、医師が手を完全に使えるようにしてくれて「幸運でした」と話している。
  • ブルさんは肉食であるワニの本能を理解しているし、ワニを責める気持ちは全くないという。

ユタ州にあるふれあい動物を訪れた男性は、「ダース・ゲイター」という名前の体長8フィートのワニと戦った。ワニが飼育員の手に噛みついて離さなかったからだ。

ユタ州ウエストバレーシティーにあるふれあい動物園「Scales and Tails」の飼育員リンジー・ブルさんは、ダース・ゲイターに食べ物を与えようとしていた。すると、ワニは「激しく噛みついて」ブルさんを小さなプールの中に引きずり込んだという。ブルさんがSalt Lake Tribuneに語った。

これに気付いた男性 —— のちにドニー・ワイズマンさんと分かった —— はブルさんをワニから引き離そうとしたが上手くいかず、プールに飛び込んでワニの上に乗り、ワニのからだを抑え込んだ。

自分も怖かったとワイズマンさんは当時を振り返ったが、ブルさんとのちょっとした会話が心を落ち着ける助けになったという。

「彼女はまさにプロで、経験もあり、こういう時にどうしたらいいのか分かっていました」とワイズマンさんはKUTVに語った。

「彼女がいてくれて良かったです」

もう1人、ブルさんを助けに入ったのがトッド・クリストファーさんだ。クリストファーさんは、ブルさんをプールから救い上げた。助けられたブルさんはその後、ワイズマンさんにワニから安全に離れられるよう指示を出したという。

看護師の経験があったクリストファーさんの妻エイミーさんは、救急車が来る前にブルさんに応急処置を施した。

一連の様子をワイズマンさんの妻テリーザさんが撮影していた:

こんな状況だったにもかかわらず、ワイズマンさんは冷静だった。

「状況が落ち着いて、救急車もこちらに向かっていると分かった後は、外に出てタバコを吸っていました」

フェイスブックへの投稿で、動物園はワイズマンさんとクリストファーさんに感謝を示した。

「おふたりは安全な場所にとどまっていることもできましたがそうはせず、自らの意志で駆けつけ、ワニを確保するのを手伝ってくれました」

「彼らの助けとスタッフの経験が合わさって、彼女の命と腕を救うことができたのでしょう」

負傷したブルさんはすぐに病院へ搬送され、手術が必要になった。動物園の8月16日の投稿の中で、ブルさんは「ユタ州で一番と思われる整形外科医を雇っている病院にあたって幸運でした」とコメントしている。手は元通り使えるようになるという。

そして、自分は肉食であるワニの本能を理解しているし、ワニを責める気持ちは全くないと述べた。

「わたしたちの仲は全く問題ありません」とブルさんはSalt Lake Tribuneに語った。

「みんなには、ダース(・ゲイター)とわたしは今では文字通り"ひとつ"なのだと話しました。彼のからだの中にはわたしの血が流れているんですから」

[原文:A Utah man wrestled with an 8-foot alligator named 'Darth Gator' to rescue the handler who was caught in its jaws

(翻訳、編集:山口佳美)

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