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極右とのつながりが発覚… ヒトラーの忠実な部下ゲッベルスが住んでいた家の再開発計画が取りやめに

家

ゲッベルスが所有していた家。

Hohlfeld/ullstein bild via Getty Images

  • ドイツでは、ヒトラーの忠実な部下ヨーゼフ・ゲッベルスが所有していた家を芸術家やヨガのための場所にする計画が取りやめになった。
  • このプロジェクトをめぐっては、関係者の1人が極右勢力とつながりがあったことが分かっていた。
  • 計画では、芸術家のための"環境に配慮した村"になるはずだった。

ヒトラーの忠実な部下ヨーゼフ・ゲッベルスが所有していた家を芸術家やヨガのための場所にする計画が取りやめになった。プロジェクトの関係者の1人が極右勢力とつながりがあったことが分かったためだ。

LKC Bogenseeが今年提案したこのプロジェクトには、ナチスのプロパガンダを指揮したゲッベルスがかつて住んでいた家をヨガスタジオや職人用の作業場を備えた"環境に配慮した村"に変えることも含まれていた。

ドイツの首都ベルリンの北に位置するボーゲン湖に面した森にあるこの家には、ホームシアターや地下壕、ナチス親衛隊(SS)のかつての兵舎などがある。

ところが、プロジェクトの創設メンバーの1人であるダーク・シュナイダー(Dirk Schneider)氏が極右勢力「Reichsbürgerbewegung(Reich Citizen's movement、帝国市民運動とも言われる)」とつながりがあったことが分かり、当局は提案を拒否した。

帝国市民運動は現在のドイツ連邦共和国の正統性を否定していて、極右勢力や反ユダヤ主義とつながりがあることが多い。ドイツ国内に1万9000人のメンバーがいると見られている。

現地紙Berliner ZeitungへのEメールでシュナイダー氏は、自分は「不動産の調査・開発でドイツ王国」を支えていると書いていた。

LKC Bogenseeは自らのウェブサイトで、シュナイダー氏の"つながり"を知らなかったと主張している。

The Timesによると、「こうした人々はボーゲン湖エリアをKRDの支配下に置くという目標に向かって密かに動いていて、わたしたちのアイデア、力、コミットメントを利用している」ともLKC Bogenseeはウェブサイトで述べている。

「わたしたちはKRD、帝国市民、反COVIDの運動、そしてあらゆる反民主主義のグループや見方とは、明確に距離を置いている」

ドイツ当局は以前、著名なナチスの関係者とつながりのある建物はネオナチを遠ざけ、建物の維持費を下げるためにも取り壊すべきとの考えを示していた。

2020年には、オーストリアの当局がヒトラーの生家を警察署に改修すると発表した。

[原文:Plans to turn the bungalow of top Nazi Joseph Göbbels into a yoga retreat scrapped after the project was infiltrated by the far-right

(翻訳、編集:山口佳美)

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