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ネットフリックス共同創業者が教える、成功する起業家に必要な3つの資質

Netflixの元CEO、マーク・ランドルフ。

ネットフリックスの元CEO、マーク・ランドルフ。

George Pimentel/Getty Images for Audi

  • マーク・ランドルフは、1997年にネットフリックスを共同で設立し、その後もいくつかのスタートアップ企業を設立して成功させた。
  • ランドルフは、カタール財団が開催した講演会で、成功した起業家には3つの共通点があると述べた。
  • 彼らは考えるよりも行動する、そして、手を引くべき時を知っているという。

マーク・ランドルフ(Marc Randolph)は、ネットフリックス(Netflix)の初代CEOだった。2002年に退社したが、DVDの郵送サービスを、現在の2400億ドル(約26兆4200億円)以上のビジネスに発展させる上で重要な役割を果たした。

その後、ランドルフは半ダース以上の会社を設立した。中でも最も成功したのがLooker Data Servicesで、グーグル(Google)に26億ドル(約2860億円)で売却した。また彼は、起業を志す人たちに定期的にアドバイスを提供している。

2021年8月25日、カタール財団が開催する講演会「The Education City Speaker Series」で、ランドルフは成功する起業家の条件について語った。彼によると、成功したすべての起業家には以下の3つの特徴があるという。

まずはやってみるというマインド

ランドルフによると、成功しているすべての起業家は、考えるよりも行動することの方が多いという。

「アイデアが頭に浮かんだら、それがどれだけ優れているかを考えることに時間を費やすことははほとんどなく、どうすれば手っ取り早く、安く、簡単に試せるのか、ということをすぐに考える」

起業を志す人の多くは、会社を設立する前によいアイデアが必要だと感じているが、これは「危険な誤り」だと彼は言う。

「よいアイデアというものはない。そのアイデアの良し悪しを判断するには、実際にやってみるしかない」

「トリアージ」の能力

創業者の関心は、やらなければならない何百ものことに向けられているが、通常はそのうち一握りを管理するだけのリソースしかない。優秀な創業者は、どこに力を注ぐべきかを知っているという。

「彼らは、何百もの行わなければならない事柄を見て、その中で行うべきものは1つ、あるいは2つだけだと直感的にわかる能力を持っている」

この「トリアージ」能力、つまり重要なタスクとそうでないものを見分ける能力こそが、企業の成長につながるという。そしてトリアージには、これ以上ビジネスを続けられないというタイミングを見極める能力のことも含まれている。

「私が得た最高の贈り物は、自分が何を得意で、何を苦手とし、何が楽しめて、何が楽しめないかを早い段階で学習したことだ」とランドルフは言う。

彼は自分自身をアーリーステージの起業家としては優秀だが、企業が200人から3万人以上に成長すると「最悪」になることを自覚しているという。

「このような洞察力を持つことで、私は会社を別の場所に連れて行くことはできるが、その先への進めるためには私にないスキルを持つ適切な人材を見つける必要があると判断することができる」と彼は述べている。

細部へのこだわり

3点目はシンプルだが、おそらく最も重要なものだとランドルフは言う。

「それは、あらゆるものを排除して最後に残った非常に小さな事柄に対して、自分の時間の110%を割くことができる能力だ」

これは、起業家が関わっている分野や、解決しようとしている課題に関心がなければ不可能なことだ、と彼は述べた。

[原文:Netflix cofounder Marc Randolph says successful entrepreneurs all share 3 key traits, including knowing exactly when to leave a business behind

(翻訳:仲田文子、編集:Toshihiko Inoue)

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