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東京が首位陥落… 2021年の"世界で一番安全な都市ランキング"ではコペンハーゲンが1位に

コペンハーゲン

デンマーク、コペンハーゲン。

Alexander Spatari/Getty Images

  • Economist Intelligence Unitが8月23日に発表した"世界で一番安全な都市ランキング"で、デンマークの首都コペンハーゲンが1位になった。
  • 2位はカナダのトロント、3位はシンガポール、4位はオーストラリアのシドニー、5位は日本の東京だった。
  • アメリカのニューヨークは11位、ワシントンD.C.は14位だった。

雑誌『エコノミスト』の調査部門、Economist Intelligence Unit(EIU)が8月23日に発表した"世界で一番安全な都市ランキング"で、デンマークの首都コペンハーゲンが初めて1位になった。これまでランキングの上位にいた東京やシンガポールを上回った。

EIUは2015年から、隔年でこの調査を実施している。ランキングをまとめるにあたっては、デジタル、健康、インフラ、環境、個人のそれぞれの部門で76の指標から安全を評価している。

前回の調査(2019年)では1位が東京、2位がシンガポール、3位が大阪だった。今回の調査では1位がコペンハーゲン、2位がトロント、3位がシンガポールだった。

アメリカで一番安全な都市はニューヨークで11位だった。ワシントンD.C.は14位だった。サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴもトップ20入りを果たし、それぞれ15位、18位、20位だった。

レポートの筆者は、上位の都市の間で順位の多少の変動はあったものの、大きな変化はなかったとコメントしている。全体としてはアジア太平洋の都市の評価が高く、中東の都市の評価が振るわなかった。

レポートは、新型コロナウイルスのパンデミックが「都市の安全の概念を変えた」とし、ビジネスのオンライン化が進む中、デジタルセキュリティーがより重要になったと述べた。また、人々の移動習慣などが変化する中、パンデミックはインフラの安全をどう評価するかも変えたという。

「在宅ワークが増え、商取引のデジタル化が進み、徒歩または自転車で移動できる範囲のよりサステナブルな都市コミュニティーとサービスに対する住民の需要が高まったことはいずれもインフラに大きな影響がある」とレポートは指摘し、都市は今後20年でこうした変化についていかなければならないと付け加えた。

今回の調査から追加された環境セキュリティー部門の評価が全体のランキングに大きな変化をもたらした。この部門で1位となったニュージーランドの首都ウェリントンは、全体のランキングでも7位だった。コペンハーゲンとトロントは、環境部門で東京やシンガポールよりも高く評価された。この部門でコペンハーゲンは6位、トロントは2位だった。一方、東京は13位、シンガポールは37位だった。

環境セキュリティー部門は、都市のサステナビリティに関するマスタープランや環境に優しい経済の取り組み、廃棄物管理、空気の質などを評価している。

EIUのレポートは、上位29の都市はいずれも人々の収入の多い国にあるとし、収入と都市の安全の間には強い相関関係があると指摘している。

ミャンマーの都市ヤンゴンが2021年の"世界で一番安全な都市ランキング"では最下位だった。加えて、カラチ(パキスタン)、カラカス(ベネズエラ)、カイロ(エジプト)、ラゴス(ナイジェリア)がワースト5だった。

[原文:Copenhagen has been named the world's safest city, overtaking Tokyo for the top spot

(翻訳、編集:山口佳美)

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