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アフガニスタンにアメリカ人が取り残される「可能性は高い」 —— 対テロの専門家が語る

空港

ハミド・カルザイ国際空港に詰めかける人々(2021年8月26日、カブール)。

Associated Press/Wali Sabawoon

  • 8月31日の撤退期限を前に、アフガニスタンにはいまだに多くのアメリカ人が取り残されている。
  • 一部の人々が取り残される「可能性は高い」と、対テロの専門家ジェイソン・キルメイヤー(Jason Killmeyer)氏は8月25日、Insiderに語った。
  • 首都カブールにあるハミド・カルザイ国際空港では26日、複数回の爆発があり、国外退避はさらに危うくなっている。

首都カブールからの退避が混乱を極める中、対テロの専門家らによると、8月31日の撤退期限後に一部のアメリカ人がアフガニスタンに取り残される可能性はますます高まっている。

ブリンケン国務長官によると、アメリカは8月14日に緊急輸送を開始して以来、これまでに約4500人のアメリカ人を退避させたという。しかし、カブールにあるハミド・カルザイ国際空港で26日に複数回の爆発があり、少なくとも13人の米兵を含む多数の死傷者が出ていて、今後の国外退避が危うくなっている。

アフガニスタンに取り残されているアメリカ人の具体的な人数は不明だが、国務省の報道官は26日、確認されている1500人のアメリカ人のうち約500人が直近24時間以内にアフガニスタンから退避したとコメントした。声明文によると、政府当局は残りの1000人と1日に複数回、電話やメールなどでやりとりをし、その居場所や退避の意思を確認しているという。

デロイト(Deloitte)のグローバル・ディフェンス・セキュリティ・アンド・ジャスティスの元チーフ・オブ・スタッフ、ジェイソン・キルメイヤー(Jason Killmeyer)氏は、アメリカ人がアフガニスタンに取り残される可能性は高く、26日の爆発でその可能性はさらに高まったとInsiderに語った。

「タリバンは復讐するだろう… その残忍性を今後、それを忘れていたかもしれないアメリカや西側諸国にいるわたしたちは知ることになるだろう」とキルメイヤー氏は話した。

アフガニスタンに今もとどまっている米軍は、撤退に向けた準備やすでに空港内にいる人々の退避、ISISに対する防衛作戦ですでに手一杯だとキルメイヤー氏は言う。同氏はアフガニスタンに取り残されたアメリカ人を「無防備な獲物」に例え、バイデン政権が土壇場の救出作戦を実施するには遅すぎるだろうと指摘した。

「3、4日前までやっていた大胆なヘリによる救出は恐らくもう実行できないだろう」とキルメイヤー氏は言う。

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