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コロナ禍でゴルフ人気が爆発も、新しいクラブは世界的なサプライチェーン危機で入手困難に

ゴルフ

ゴルフを楽しむ人々(2020年5月、サンフランシスコ)。

Lea Suzuki/The San Francisco Chronicle via Getty Images

  • 世界的なサプライチェーンの問題で、ゴルフのクラブやグリップが供給不足になっていると、ブルームバーグが報じた。
  • 新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、ゴルフは今、爆発的な人気となっている。
  • アメリカのNational Golf Foundationによると、2020年はここ17年で最もゴルファーが増えた1年だったという。

ゴルフ人気が高まる中、サプライチェーンの問題が業界を悩ませている。

世界各地でサプライチェーンが停滞していることで新たな製品の調達が困難になっている中、ゴルフクラブ —— アイアン、ドライバー、パターを含む —— やグリップといったアイテムがますます供給不足になっていると、ブルームバーグが報じた。

カスタムフィットのクラブは、到着までに10日どころか約12週間かかる。タイトリスト(Titleist)の親会社アクシネット(Acushnet)は、サプライチェーンの混乱に警鐘を鳴らしている。ゴルフ用品を手掛けるミズノも、余剰在庫が見込める状態から「実質的に在庫が全くない状態」になったとブルームバーグに語った。

もちろん、新型コロナウイルスのパンデミックの影響による世界的なサプライチェーンの問題で、深刻な打撃を受けているのはゴルフ業界だけではない。労働者のストライキ、人手不足、配送の滞り、高まる需要、災害などの影響で、多くの業界が製品や必要な材料を手に入れるのに苦労している。

アメリカでは鶏の手羽肉からガラス瓶半導体まで、あらゆるものが不足している。そして、バリスタたちはパンプキン・スパイス・ラテまでもが不足するのではないかと恐れている。

ただ、最近爆発的な人気となっているだけに、ゴルフ業界は特に難しい立場に置かれている。

2020年のアメリカのゴルフ人口は2480万人と2019年から2%増加していて、これはここ17年で最大の増加率だったとGolf Digestは4月、National Golf Foundationのデータを引用して報じた。Golf Digestによると、National Golf Foundationは新規プレーヤー(初心者またはゴルフに戻ってきた人)として620万人を数えていて、これは新記録だという。

「今世紀に入って以来、ゴルフ業界でこれほどの楽観的傾向や新たな動きはなかった」とNational Golf FoundationのプレジデントでCEOのジョー・ベディッツ(Joe Beditz)氏は2月に同財団のブログに書いていた

2021年7月時点で、ゴルフクラブとゴルフボールの売り上げの合計は2020年から77%、2019年から35%増えたとNational Golf Foundationは報告している

ゴルフ業界の復活は主に、コロナ禍でも安全にプレーできるというゴルフの特性のおかげだろう —— ゴルフは屋外で楽しめる、ソーシャルディスタンスが自然に取れるスポーツで、新たな感染対策が取られる中でも多くのコースが2020年の春には営業を再開することができた。ゴルフブームは早くからゴルフバッグ用のプッシュカートや、超富裕層向けの自身のスキルを維持するための3万ドル(約330万円)の裏庭用パッティンググリーンいったアイテムの売り上げの急増につながった。

[原文:Golf exploded in popularity during the pandemic, but the global supply chain crisis is making new clubs hard to buy

(翻訳、編集:山口佳美)

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