多様性に富むチームをまとめるには? 2人の心理学者が考える「個人プレーよりチームワーク」の動機づけ

ニューヨーク大学で心理学を教えるジェイ・バン・バベル准教授によると、多様性への取り組みはほとんどが深く掘り下げられていないという。

Insiderが実施した調査では、企業の管理職の73%が、自分の会社では職場の従業員構成の多様性を高めたいと考えていると答えた。しかし、リーダーが多様性の目標を設定するには、歴史的に疎外されてきた従業員たちをサポートできるような準備が必要であり、そのためにはアイデンティティがどのように作用するかを十分に理解する必要がある、とバン・バベル准教授は指摘する。

「チームにさまざまな視点を持つメンバーがいることは素晴らしいことですが、リーダーがチームの考えをひとつにまとめることができなければ、個人の能力の単なる合計以上のパフォーマンスを発揮することはできません。これはリーダーシップの重要なポイントですが、多様性のメリットを引き出すための重要なポイントでもあります」

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