勉強のモチベーションを高く保ち続けるための6つの方法

勉強

Shutterstock/Joyseulay

学生時代はもちろん、社会人になっても継続しなければいけないものが勉強だ。しかし、勉強のモチベーションが保てず継続させることが困難な人も少なくないだろう。

Q&Aサイト「Quora」のスレッドの中では、モチベーションを高く保ちながら勉強し続ける方法について語られている。Business Insider Japanでは、それらの回答の一部をQuoraの協力を得てまとめた。

回答は、YouTuber・ブロガーで機械学習エンジニアでもあったダニエル・バーク(Daniel Bourke)氏が答えたものを編集した。


1. 環境を整える

オレンジ農園

Shutterstock/kukuruxa

オレンジは育つのに暖かい気候である必要がある。オレンジを育てるスキルを持っていたとしても、寒い気候ではオレンジは育たない。

勉強というのは、オレンジを育てるようなものだ。環境がダメだと、どんなに素晴らしいツールがあってもやる気は起こらない。

まず部屋を掃除しよう。さまざまな勉強会を見つけよう。スマホを引き出しの中に1時間入れてみよう。


2. コントロール可能な目標を立てる

砂時計

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いつも勉強で進捗を出せるとは限らないが、どれほど時間をかけるかは自分で決めることができる。

コントロールできること:1日に25分間の勉強を4セット行うこと。

コントロールできないこと:やるべきタスクを毎日終わらせること。

25分を4セット、1日に行うことは自分自身でコントロール可能だが、毎日タスクを終わらせられるかはわからない。

いつでもコントロール可能で、自分が勝てるシステムを作ってみよう。


3. たまには何もしない

昼寝をする男性

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集中した思考は、1つのタスクをしているときに起きる。反対に、拡散した思考は何も考えていないときに起こる。最良の学びというのはこれら2つが合わさったときに生まれる。

拡散した思考をすると、集中した思考の最中に吸収した色々なことを脳内で紐付けることができる。シャワーで突然ひらめきが起こるのも、思考が拡散した状態だからだ。

25分を4セットの集中した作業をした後は、散歩に行く。昼寝をする。座って、勉強したことについて考える。

何もしない時間が大切なのだ。


4. ありのままを受け入れる

勉強が大変な女性

Shutterstock/Inara Prusakova

勉強は最悪だ。1つのことを学んだら次の日には忘れる。そしてまた1つ学び、それを忘れる。

学んで、忘れる。

週末の間ずっと勉強して、月曜日仕事に行く。誰もそんなことは知らない。

それから1年間勉強して、そしてまだ学ぶことがどれほどあるかに気づく。いつ終わる?終わらないのだ。毎日が1日目だ。最悪を受け入れよう。


5. 3歳の原理

滑り台を楽しむ子ども

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あなたはもっと仕事を得るために勉強すべきだと思っているかもしれない。お金を稼ぐために勉強すると思っているかもしれない。

しかし、考えてみてほしい。勉強は1つのトピックを通り抜けて次に行くプロセスだと。ゲームのようにいろいろなものをつなげるのだ。

1つのことを学べば、それを他のことを学ぶために使い、行き詰まったら乗り越えて、他のことを学ぶ。そして、ダンスのようにつなげるのだ。これによって、最初よりもっとエネルギーを持って勉強のセッションを終えられるだろう。

3歳の子どものように、世界の全てに対して面白がろう。全てを遊びだと思おう。これが3歳の原理だ。


6. 寝る

寝ている女性

Shutterstock/fizkes

ちゃんと寝ないと、ちゃんと勉強できない。

勉強のために、睡眠時間を削らないで。

[原文:どうすればモチベーションを上げてずっと勉強できるようになれますか?/How do I get myself to become motivated and just study all the time?]

(編集・稲葉結衣西山里緒

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