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AIツールによって2700万人が職につけない…履歴書の自動選別システムで門前払い

フロリダ州フェアグラウンドで開催された就職フェアで、履歴書を差し出す男性。

フロリダ州フェアグラウンドで開催された就職フェアで履歴書を提出する男性。

Paul Hennessy/SOPA Images/LightRocket/Getty Images

  • アメリカでは、2700万人の「隠された労働者」が自動化されたシステムによって排除されているという。
  • 多くの雇用主は人工知能(AI)によって求職者を選別するシステムを採用しており、それによって求職者の持つスキルが見落とされるということが頻繁に起こっている。
  • このような偏った判断を受けているグループには、介護者や移民などが含まれるという。

「履歴書スキャナー」などと呼ばれる自動化された採用システムによって、およそ2700万人の人々がフルタイムの仕事を見つけられずにいるという。

ハーバード・ビジネス・スクールとアクセンチュア(Accenture)の報告書によると、人材を採用する際に、自動化されたシステムや人工知能(AI)を駆使した技術を利用する企業では、将来性のある求職者でも採用担当者から「隠された」状態となり、結果的に門前払いになっているという。

このような技術を取り入れているのは、雇用者の75%に上るという。

このような「隠された労働者」とは、積極的に仕事を求めているにもかかわらず、「その人がもたらす価値(能力など)よりも、その人が持っていないもの(資格など)に焦点を当てた雇用プロセス」によって、何度も不採用となり、意欲を失っている求職者と定義されている。

このような偏った見方をされているグループには、介護を担う人、退役軍人、移民、障害者、刑務所出所者、配偶者の転勤とともに移動した人などが含まれるという。

ハーバード・ビジネス・スクールの「Managing the Future of Work」プロジェクトに携わる研究者によると、過去20年の求職者の増加によって、企業はキーワードや経験に基いて履歴書を選別できるソフトウェアなどのテクノロジーにますます頼るようになっているという。

このようなソフトウェアは、雇用主が定めた特定の基準に基づいて応募書類をスキャンするが、職務に貢献できるかどうかではなく、何が履歴書に欠けているかによって選別されることが頻繁に発生しているという。

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