NASAの次世代宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ」12月18日に打上げへ

9月8日、NASAは、延期していた次世代宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」の打上げを12月18日に実施する方針であることを発表した。

JWSTは、NASAをはじめ、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)やカナダ宇宙庁と連携した国際プロジェクトだ。打ち上げは南米北東にあるフランス領ギアナから、ESAが手配するアリアン5で実施される。

現在、プロジェクトチームは、JWSTを打上げ場へ移動させる準備を進めている。

打ち上げ準備

移送準備をしているJWST。

NASA/Chris Gunn

NASAは、

「JWSTの革新的な技術は、太陽系から最も遠くにある観測可能な宇宙初期段階にある銀河まで、あらゆる段階の宇宙の歴史を探索します。予想外の新発見をもたらし、宇宙の起源やその中における私たちの立ち位置を理解する助けとなるでしょう」

とその価値を語る。

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