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イギリスで育児のためのフレックス勤務を拒否された女性が勝訴…雇用者に賠償命令

天秤

Nopparat Khokthong / EyeEm

  • アリス・トンプトンさんは、保育所に娘を迎えに行くために柔軟な勤務体系を希望した。
  • しかし、雇用主は要求を真剣に検討してくれなかったので退職した、とトンプトンさんはBBCに語っている。
  • 裁判所は、トンプトンさんが間接的な性差別を受けたとの判決を下し、雇用主に18万5000ポンド(約2800万円)の支払いを命じた。

イギリスの不動産会社でセールス・マネージャーとして働いていた女性が、勤務時間の変更を真剣に検討してくれなかったとして会社を訴え、雇用審判で18万5000ポンド(約2800万円)を勝ち取った。

アリス・トンプトン(Alice Thompson)さんは産休明けから復帰した際に、勤務先であるイギリスの不動産会社、マナース社に勤務時間を変更できないかを尋ねたとBBCラジオに語った。通常は午後6時までの勤務だが、彼女は娘を保育所に迎えに行くために午後5時の退社を希望していた。また、週4日の勤務にしたいとも伝えたという。

雇用主はこれを拒否し、代替案を提示することもなかったという。彼女は2019年12月に退職し、雇用主を雇用審判所に提訴した。「フルタイムで働いて欲しいのなら、例えば9時から6時までの代わりに8時から5時までとか、それならできたのに」と彼女はBBCラジオ4(BBC Radio 4)の番組「Woman's Hour」で語っている。

「母親は仕事と家庭をどう両立すればいいんでしょうか。今は2021年です。1971年の話じゃない」と述べた。

トンプトンさんの訴えのうち1つは、審理報告書によると勤務時間の変更を希望したがきちんと検討されなかったことで間接的な性差別を受けたという理由で認められている。審判所は、これによりトンプトンさんが同僚に比べ不利になったという裁定を下した。賠償金には失った所得、利息、年金の支払いのほか、「喪失感に対する」1万3500ポンド(約205万円)が含まれると審理報告書には記されている。

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