わたし史上最高のビーガンアイス！ ニューヨーク発｢ヴァン・ルーウェン｣に行ってみた

• アメリカ、ペンシルベニア州フィラデルフィアに最近オープンした｢Van Leeuwen（ヴァン・ルーウェン）｣で、筆者はビーガン・アイスクリームを食べてみた。
• ビーガンになって5年、筆者が食べた中で一番美味しいビーガン・アイスクリームだった。
• 卸売・小売事業を拡大するため、同社は2020年に1870万ドル（約20億5000万円）を調達した。

ニューヨークの"職人が作るアイスクリーム"の定番だった｢Van Leeuwen｣は今、事業拡大の真っただ中だ。

同社は最近、ペンシルベニア州フィラデルフィアにも店を出した。ビーガンになって5年、筆者はVan Leeuwenの有名なビーガン・デザートを試しに行ってきた。

Van Leeuwenは最近、クラフト（Kraft）のマカロニ・アンド・チーズ味のアイスクリームを販売した…… けれど、先に言っておこう。わたしは試さなかった。

店内はかわいらしくて、ミニマル、現代的な雰囲気だ。

幸運なことに、火曜日だったせいか空いていた。

2020年、同社は卸売・小売事業を拡大するために1870万ドルを調達した。この店もそうした新しい店舗の1つだ。

火曜日に行ったのは正解だった。トッピングが無料になる"Topping Tuesday"だったからだ。注文するのが、ますます楽しみになってきた。

わたしはビーガン・チュロス・アイスクリームにファッジをかけたものと、パンプキン・シナモンロール・アイスクリームにプラリネ・プレッツェルをトッピングしたものを注文した。

パンプキン・シナモンロールは、とっても甘くてサンクスギビング（感謝祭）の味がした。気に入った。プレッツェルは甘くてカリカリしていて、アイスクリームにさらに深みを与えていた。こんなフレーバーは食べたことがない。一瞬にして口の中にシナモンとパンプキンが広がった。

もはやビーガン・チュロス・アイスクリームに何を期待したらいいのか分からない…… と思ったら、ものすごく美味しかった。滑らかな舌触りで、チュロスは柔らかくて甘く、ファッジは濃厚だ。

どちらかを選ばなきゃいけないとしたら、ビーガン・チュロスだ。

シルクのように滑らかで風味豊か。ねっとりしていて美味しい。

2つのフレーバーを試すだけのつもりだったけれど、予定変更！

次はクッキー・クランブル・ストロベリージャムのアイスにくるみをトッピングしたものと、ミントチップのアイスにクッキー・アンド・クリームのクランブルをトッピングしたものを頼んだみた。

クッキー・クランブル・ストロベリージャムのアイスにくるみをトッピングした方は、ものすごくクリーミーで濃厚な味わいだった。ストロベリージャムがさりげなさ過ぎて、そこにいることを忘れそうになった。くるみはクッキーのねっとりした柔らかい食感と合わさって、いいアクセントになっていた。

ミントチップのアイスはミントのパンチが効いている。チョコチップの要素はやや物足りなかったけれど、それをチョコレートクッキーのトッピングが補っていた。

2回戦の勝者はクッキー・クランブル・ストロベリージャムだ。

ビーガンになって5年、今回食べたビーガン・アイスクリームは圧倒的に美味しかった。

今回試した4つのフレーバーの中では、ビーガン・チュロス・アイスクリームにファッジをかけたものが一番美味しかった。アイスクリームだけでも最高だったけれど、チョコレートファッジのトッピングがわたしを"アイスクリームの天国"に連れて行った。間違いなく、また食べに行くだろう。

Van Leeuwenは2022年、フィラデルフィアのフィッシュタウンとリッテンハウス・スクエアに2店舗、新規出店する計画だ。

これは、同社が成長中のビーガン・フード市場（特にビーガン・デザート）で優位に立つための助けになるだろう。フィラデルフィアの他にも、ニューヨークやロサンゼルス、テキサス州で新しい店舗が生まれている。海外進出も検討されていると、Eaterは報じている。

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［原文：I tried Van Leeuwen for the first time and it's the best vegan ice cream I've ever had］

（翻訳、編集：山口佳美）