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ビットコインは「デジタルの金」ではない…株式との相関性が高まっている

9月20日、ビットコインは株価とともに暴落した。

市場に懸念が広がった時、ビットコインは株式とともに暴落した。

REUTERS/Dado Ruvic

  • ビットコインが「デジタル・ゴールド」であるという見解が大きく揺らいでいる。
  • 中国恒大集団の債務危機に対する懸念が市場に広がった時、最大の暗号資産であるビットコインは8%以上暴落した。
  • ブルームバーグのデータによると、ビットコインと株価との相関性はここ最近高まっている。

世界最大の暗号資産であるビットコインは、市場が緊張状態にあったり、高インフレであったりする際に投資家が頼ることのできる安全資産、すなわち「デジタル・ゴールド」だというのが、ビットコイン支持者の見解だった。

しかしその信頼は大きく揺らいでいる。9月20日に中国の不動産大手、中国恒大集団の債務危機が市場を混乱させ、デジタル通貨が株価と同様に暴落したのだ。

ブルームバーグ(Bloomberg)のデータによると、9月20日にビットコインは8.5%下落した。同じ日にS&P500が1.7%下落して5月以来の最安値となり、ハイテク株が中心のNASDAQ100も2.1%下落した。また、イーサカルダノなどの他の暗号通貨も急落した。

一方、国債は持ち直している。市場が不安定なときの資産の安全な逃避先として、投資家が目を向けたからだ。

ビリオネアの投資家レイ・ダリオ(Ray Dalio)は、資産の分散投資のためにビットコインを保有するという手もあると述べている人物の一人だ。暗号資産に多額の投資を行っているマイク・ノボグラッツ(Mike Novogratz)は、かなり前からビットコインを「デジタル・ゴールド」と称してきた。しかし、9月20日に発生した大量の売りは、このような見解に問題があることを示すものだと、多くのアナリストは考えている。

「面白いことに、リスクが高まると(ビットコインは)いつも売られてしまう」と、取引プラットフォームMarkets.comのチーフマーケットアナリストであるニール・ウィルソン(Neil Wilson)は述べている。

「というのも、ビットコインは最もリスクの高い資産であるため、ポジションの清算の際やマージンコールなどの問題が発生した際には、真っ先に投売りされるからだ」

ブルームバーグのデータによると、ビットコインとS&P500との相関性は、ここ1年で最も高まっているという。

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