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アメリカ、新型コロナの死者数が約100年前のスペイン風邪の死者数を上回る

病室

新型コロナウイルスに感染した患者の治療にあたる医師(2021年8月10日、ルイジアナ州ジェファーソン郡)。

Kathleen Flynn/Reuters

  • 新型コロナウイルスのパンデミックは、1918~1919年のインフルエンザ(スペイン風邪)のパンデミックよりも多くのアメリカ人の命を奪っている。
  • 1918~1919年のスペイン風邪にはアメリカの人口の約25%が感染し、人口の0.65%にあたる67万5000人が死亡した。
  • 一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にはアメリカの人口の12%以上が感染し、人口の約0.2%にあたる67万6000人が死亡している。

アメリカでは、COVID-19の死者数が67万6000人を超え、1918~1919年のスペイン風邪のパンデミックの死者数を上回った。

アクシオス(Axios)AP通信が報じた。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、100年以上前のパンデミックで67万5000人が死亡したと推定していて、その多くは65歳以下だったという。

当時、感染を防ぐ予防接種はなかった。今は食品医薬品局(FDA)が3つのCOVID-19のワクチンを承認していて、アメリカ人の64%が少なくとも1回の接種を済ませている。

1918年、アメリカの人口は約1億300万人だった。今日、その人口は3億3000万以上だ。

つまり、それぞれの危機で死亡したアメリカ人の数はほぼ同じでも人口に差があることから、1918年から1919年にかけてアメリカ人の約4分の1がスペイン風邪に感染し、人口の0.65%が死亡した。

これは第一次世界大戦で死亡したアメリカ人の数よりも多い

今日、アメリカ人の12%以上がCOVID-19に感染し、人口の約0.2%が死亡した。

どちらのパンデミックでも、グローバル化がウイルスの広がりに影響を及ぼした。ただ、その性質は異なる。

スペイン風邪のパンデミックでは、第一次世界大戦がウイルスの広がりに貢献し、多くの健康な若者たちが現代医学の助けなしに命を落とした。今日、飛行機の移動や集団移動がCOVID-19の感染拡大に貢献している。

[原文:COVID-19 has now killed more Americans than the influenza pandemic of 1918-19

(翻訳、編集:山口佳美)

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