岸田内閣、21人の顔ぶれは……。
REUTERS/牧島かれん氏公式サイト/小林鷹之氏公式サイト
自民党の岸田文雄総裁(64)は10月4日午後、衆参両院本会議の首相指名投票で第100代首相に選ばれた。岸田新首相の選出後、新たな官房長官となる松野博一氏が首相官邸で閣僚名簿を発表。皇居での首相親任式、閣僚の認証式を経て、今夜にも新政権が正式に発足する。
<岸田内閣7つのポイント>
・岸田首相を含めた平均年齢は61.8歳。
(※ 2006年第一次安倍政権発足時は60.9歳、2020年菅政権の発足時60.38歳)
・岸田首相を除き閣僚数は20人。うち70代が2人、60代が11人、50代が5人、40代は2人、30代はゼロ。
・当選5回未満の入閣が4人、当選3回が3人。当選3回・40代の若手2人を登用し、小林鷹之氏を新設の経済安全保障担当相に、牧島かれん氏をデジタル相に。
・最年長は国家公安委員長の二之湯智氏(77)と農相の金子原二郎氏(77)、最年少はデジタル相の牧島かれん氏(44)。
・初入閣は13人、再入閣は4人。菅内閣から引き続き閣僚となるのは3人。うち再任は2人、別ポストからの横滑りは1人。
・女性閣僚は野田聖子氏、牧島かれん氏、堀内詔子氏の3人。
・出身派閥の内訳は細田派4人、麻生派3人、竹下派4人、二階派2人、岸田派3人、無派閥3人。連立与党の公明党からは1人。
岸田首相は人事登用について「老・壮・青のバランスが大事」と語ってきた。内閣の顔ぶれを見ると、20人中13人が初入閣となって刷新をアピールしたい意思が垣間見える。当選5回未満の中堅〜若手を4人登用し、うち2人は当選3回で40代の若手。
一方、岸田氏が率いる「宏池会」(岸田派)は党内5位の派閥。総裁選では安倍政権、菅政権との“違い”をアピールしたが、実際には各派閥から登用した調整型の人事でもある。
以下、新閣僚の顔ぶれとプロフィールを紹介する(※敬称略)。
総理:岸田文雄(きしだ・ふみお、64)
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・東京都・渋谷区生まれ、64歳。衆院広島1区。1993年に初当選で当選9回。
・私立高校の雄「開成高校」の出身。開成出身者では初の首相。3度の東大受験に失敗し、早稲田大へ進学。卒業後は旧長銀(日本長期信用銀行)に入行。父の秘書を経て、衆院議員に。
・自民党の名門派閥「宏池会」(岸田派)の会長。宏池会は高度経済成長期の「所得倍増計画」で知られる池田勇人が創設。自民党内でも比較的リベラルな派閥で「ハト派」と呼ばれる。宏池会出身では大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一に続く4人目の首相。
(※安倍元首相の出身派閥「清和政策研究会」(細田派)など、保守色が強い派閥は「タカ派」と呼ばれる)
・2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、外相や防衛相として安倍政権を支えた。単独の外相在任連続日数は歴代最長。
・2017年8月〜2020年9月には自民党の党三役の一つ「政調会長」に。安倍晋三首相の辞任に伴う2020年の自民党総裁選では「ポスト安倍」の最有力と目され「禅譲」(権力の移譲)を期待していたが、安倍政権で官房長官だった菅義偉氏に敗北。
・2度目の挑戦となった9月の総裁選で河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏を破って自民党総裁に選出。総裁選では「日本は民主主義の危機にある」「分断から協調へ」「チームを重視」「説明が大切」など、安倍・菅カラーとは一線を画するアピールした。
・党役員人事では要の幹事長には安倍氏、麻生氏ととも「3A」と呼ばれる甘利明氏を登用。甘利氏は総裁選でいち早く岸田氏を支援したが、URへの口利き疑惑、現金授受をめぐり閣僚を辞任した経験がある。
・岸田氏はブログで「適材適所」と、甘利氏を含む役員の登用理由を説明したが、こうした甘利氏をめぐる疑惑への説明は一切なかった。
・公式サイトでは「世界で唯一の戦争被爆国である日本はこれまでもこれからも平和国家として歩みます。私はその歴史を受け継ぎ、希望ある未来を目指し国民が何を望むのか現実を見据え勇気をもって決断する政治を実現していきます」と決意をつづっている。
・2017年、ノーベル平和賞授賞式で被爆者として初めて演説したサーロー節子さんは縁戚にあたる。
・選択的夫婦別姓について、総裁選の出馬会見でBusiness Insider Japanの質問に対し「引き続き議論を」と答え、法制化には消極的だった。選択的夫婦別姓・全国陳情アクションのアンケートには「政治家としては賛成」としながらも、衆院選の公約にはしないと答えた。
・自民党内の反対で通常国会で提出が見送られたLGBT法案への賛否について、毎日新聞のアンケートに「家族の在り方の根幹に関わる問題」「国民の間で丁寧に議論すべき」と賛否を明らかにしなかった。
公式サイト:衆院議員 岸田文雄公式サイト
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総務:金子恭之(かねこ・やすし、60)*初入閣
金子やすしオフィシャルサイト
・衆院熊本4区、当選7回、岸田派
・2000年、39歳のとき無所属で初当選
・早稲田大商学部出身。園田博之氏らの秘書を務めた
・これまでに国土交通副大臣、農水政務官などを歴任
・党政調副会長だった2017年衆院選では政権公約の作成に参画
・水俣病問題に取り組み、党の水俣病に関する小委員会の委員長を務めた
・2000年に熊本県の川辺川ダム周辺の建設業者から、自民党の山崎拓幹事長(当時)の選挙区支部への献金とほぼ同額が山崎氏の資金管理を通じて金子氏に寄付されていた。当時、金子氏は無所属で「迂回献金」疑惑として指摘された。
公式サイト:金子やすしオフィシャルサイト
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法務:古川禎久(ふるかわ・よしひさ、56)*初入閣
古川よしひさオフィシャルウェブサイト「ふるさとには力がある。」
・衆院宮崎3区、当選6回、無派閥
・東大法学部を卒業後、建設省(現:国交省)に入省
・衆院議員秘書などを経て1996年に初めて立候補も落選。2003年に初当選
・これまでに財務副大臣、法務政務官、党青年局長、党副幹事長などを歴任
公式サイト:衆議院議員 古川よしひさオフィシャルウェブサイト「ふるさとには力がある。」
財務:鈴木俊一(すずき・しゅんいち、68)*再入閣
鈴木俊一ホームページ
・衆院岩手2区、当選9回、麻生派
・父は鈴木善幸元首相、妻は宮沢喜一元首相のいとこ。姉は麻生太郎元首相の妻で、麻生氏は義理の兄
・小泉内閣で環境相として初入閣。五輪相などを歴任
・環境、厚生分野などの社会保障、漁業政策に詳しい
・受動喫煙防止のための「健康増進法改正」に反対し、厚労省と対立した
公式サイト:実績への信頼|鈴木俊一ホームページ
外務:茂木敏充(もてぎ・としみつ、65)*再任
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・衆院栃木5区、当選9回、竹下派
・東大経済学部を卒業後、丸紅、読売新聞政治部、マッキンゼー、経済評論家などを経て日本新党から政界入り。その後に自民党へ。
・党政調会長、経済再生相などを歴任。党の重鎮だった野中広務元幹事長、「参院のドン」と言われた青木幹雄元参院会長らから信頼された。
・党内では経済、外交政策通として知られる
・2020年9月4日の記者会見で、日本語で質問した外国人記者に英語で聞き直した上で「日本語分かっていただけましたか」などと発言。「差別的」と批判された。
公式サイト:茂木としみつ オフィシャルウェブサイト
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文部科学:末松信介(すえまつ・しんすけ、65)*初入閣
末松信介ホームページ
・参院兵庫、当選3回、細田派
・関西学院大法学部を卒業後、全日空に入社
・兵庫県議を20年務める。これまでに参院国対委員長、国交副大臣、参院議運委員長などを歴任
・瀬戸内海の水質悪化、栄養塩類の減少による漁獲量の落ち込みの改善を目指し、「瀬戸内海環境保全特別措置法」の改正に尽力
・政治理念の一つに「日本の歴史観・国家観を大切にし『世界の中の日本』のあるべき姿を明確にする政治」を掲げる
公式サイト:参議院議員 末松信介 ホームページ
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厚生労働:後藤茂之(ごとう・しげゆき、65)*初入閣
藤茂之オフィシャルホームページ
・衆院長野4区、当選6回、無派閥
・東大法学部卒業後、大蔵省(現:財務省)入省。企画調整室長などを担当
・2000年衆院選では民主党公認で初当選するも任期途中で離脱。無所属を経て自民党へ
・これまでに党政調副会長などを歴任。党内の政策通の一人
・2009年の衆院選で選挙運動員が公選法違反の疑いで逮捕、送検された。2014年の衆院選の期間中には、投票所の投票管理者の男性(後藤氏の後援会所属)が後藤氏の選挙運動をしたとして公選法違反容疑で送検された。
公式サイト:後藤茂之オフィシャルホームページ
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農林水産:金子原二郎(かねこ・げんじろう、77)*初入閣
金子原二郎オフィシャルサイト
・参院長崎、当選2回(衆院当選5回)、岸田派
・慶應義塾大文学部を卒業後、家業の水産会社「日本水産」に入社。船でアフリカやインドネシアなども訪れたという
・1975年に30歳で長崎県議に初当選。1983年〜98年まで父の岩三氏の跡を継いで衆院議員
・1998年〜2010年まで長崎県知事。その後に参院議員
・政治家生活は45年を超え、地方行政のベテランとして知られる
公式サイト:金子原二郎 オフィシャルサイト
経済産業:萩生田光一(はぎうだ・こういち、58)*文科相から横滑り
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・衆院東京24区、当選5回、細田派
・都議から国会議員へ。実家は会社員の家庭という「たたき上げ」の政治家。内閣官房副長官、党幹事長代行などを歴任。
・安倍元首相の側近の一人だった。安倍政権時代には消費増税や解散時期、人事などで持論を展開。物議を醸した。
・党幹事長代行時代に「0~3歳の赤ちゃんは、どう考えたってママがいいに決まっている」などと発言し批判を受けた。
公式サイト:はぎうだ光一オフィシャルwebsite
国土交通:斉藤鉄夫(さいとう・てつお、69)*公明、再入閣
斉藤てつお公式サイト
・衆院比例中国ブロック、当選9回、公明党副代表。昨年まで幹事長。10万円給付に尽力
・これまでに環境相などを歴任。在任中は公用車をハイブリッド車にするよう訴えた
・科学技術政策のエキスパートで、教育基本法改正などにも関わった
・東工大大学院出身で応用物理学を専攻(工学博士)。その後、清水建設に入社。宇宙開発などにも関わる
・米プリンストン大で客員研究員の経験あり
公式サイト:衆議院議員 斉藤てつお 公式サイト
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環境:山口壯(やまぐち・つよし、67)*初入閣
山口壯公式ホームページ
・衆院兵庫12区、当選6回、二階派
・東大法学部卒業後、外務省に入省。アメリカ、中国、パキスタン、イギリスで大使館勤務
・元は旧民主党の国会議員。民主党政権では内閣府副大臣、外務副大臣などを歴任
・2013年、民主党に離党届を提出。翌年除籍。その後、自民党に入党
公式サイト:衆議院議員 山口壯(やまぐち つよし) 公式ホームページ – 244
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防衛:岸信夫(きし・のぶお、62)*再任
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・衆院山口2区、当選3回(参院当選2回)、細田派
・安倍前首相の実弟。生後まもなく母の実家である岸家に養子入りした。
・高校3年まで安倍前首相と実の兄弟だったとは知らなかった。大学進学に際して戸籍謄本を取得した際に知ったという。岸氏は「私からすると高校生になっても、仲の良い親戚のお兄さんでした。それが急に兄弟だと分かって、混乱はありましたよ。だって、叔母さんがじつはお母さんで、お父さんが伯父さんだったわけですしね。自分の中で気持ちの整理が付くまでしばらくかかりました」(エンタメNEXT・2020年3月15日)と複雑な心境を吐露している。
・防衛副大臣、外務副大臣などを歴任。
公式サイト:岸信夫 / Official Web Site
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内閣官房:松野博一(まつの・ひろかず、59)*再入閣
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・衆院千葉3区、当選7回、細田派
・党内最大派閥「細田派」の事務総長。派閥間の調整能力に長けていた
・早稲田大出身。大学卒業後に「ライオン」入社
・政治家を目指して松下政経塾へ。平成12年に初当選
・教育、労働分野では党内きっての政策通。派手なパフォーマンスはせず実務派として評価が高い。
・これまでに文科相、厚労政務官などを歴任。党役員では総務会長代行、党国対筆頭副委員長などを経験
・自民党内の「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の会長
・官房長官起用が報じられると、これまでに書いたエッセイが一部ネット上で話題に。エッセイのタイトルは「政治家はどこで酒飲を飲むのか(房総人)」など。
公式サイト:衆議院議員 松野ひろかず HomePage
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復興:西銘恒三郎(にしめ・こうさぶろう、67)*初入閣
西銘恒三郎事務所
・衆院沖縄4区、当選5回、竹下派
・上智大経済学部卒業、1979年に沖縄開発金融公庫に入社
・沖縄県知事だった父の秘書や県議会議員を経て2003年の総選挙で衆院議員に初当選
・これまでに国交政務官、総務副大臣、経産副大臣、党副幹事長などを歴任
公式サイト:西銘恒三郎事務所
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国家公安:二之湯智(にのゆ・さとし、77)*初入閣
二ノ湯さとしホームページ
・参院京都、当選3回、竹下派
・京都市議を5期17年務めた地方自治のベテラン。全国市議会議長会の会長も経験した。
・これまでに総務政務官、総務副大臣などを歴任
・2014年3月の参議院本会議で代表質問に立ったが、原稿内容の一部を公明党から修正するよう事前に求められた。産経新聞によると、当初は「子供を産み、立派に育てることが国家に対する最大の貢献」「結婚しているのに子供を持つことが社会人としての義務だと考えない人たちが増えている」といった文案があった。実際の代表質問では「国家に対する貢献」の部分を削除。「子供を持つことが社会人としての義務」の部分は「子供を持つことを望まない人たちが増えている」と修正した。
・2021年の参院選で改選を迎えるが、立候補せず引退する意向を示している
公式サイト:二ノ湯さとしホームページ
少子化、地方創生:野田聖子(のだ・せいこ、61)*再入閣
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・衆院岐阜1区、当選9回、無派閥
・自民党総裁選に出馬するも4位だった
・1993年に初当選。98年に当時の小渕恵三内閣で郵政相に抜擢。当時37歳での閣僚就任は史上最年少。その後も総務相、党総務会長などを歴任した。
・菅政権が発案した「こども庁」の実現に意欲。自身も人工呼吸器や胃ろうなどが必要な「医療的ケア児」の息子がいる母でもある。
・自民党総裁選挙では選択的夫婦別姓、LGBT理解増進法案ともに賛成を表明。森友問題の再調査にも4候補で唯一言及し、必要に応じて再調査も認めると述べた。
・週刊文春は9月8日、野田氏の夫が警察庁のデータベース上で「過去に暴力団に所属していたと記録されていることがわかった」と報じた。過去にも週刊文春は野田氏の夫が暴力団員だったと報じてきたが、野田氏側は否定し名誉毀損だとして訴えた。東京地裁は2021年3月に、大筋で名誉毀損を認めつつも「夫は元暴力団員」とした部分については「真実と信じる相当な理由があった」との判決を下したが、野田氏側・週刊文春側ともに控訴している。
公式サイト:野田聖子 | オフィシャルサイト
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経済再生:山際大志郎(やまぎわ・だいしろう、53)*初入閣
まぎわ大志郎まっしぐらweb
・衆院神奈川18区、当選5回、麻生派
・山口大の獣医学科を卒業後、東大大学院農学生命科学研究科博士課程へ。クジラについて研究。獣医学を学び、1999年に獣医師免許を取得
・『闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会』など捕鯨問題についての著書がある
・これまでに経産副大臣、党副幹事長、党政調会長代理などを歴任
公式サイト:やまぎわ大志郎まっしぐらweb
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デジタル:牧島かれん(まきしま・かれん、44)*初入閣
牧島かれん]公式サイト
・衆院神奈川17区、当選3回、麻生派
・国際基督教大卒業後、アメリカのジョージワシントン大に留学
・2009年の衆院選では、神奈川17区で14期32年務めた河野洋平氏から後継指名を受けたが落選。2012年の衆院選で初当選
・これまでに内閣府政務官などを歴任。2016年の熊本地震では、政府現地対策本部長として現場の対応にあたった
・菅政権下では、若手議員の登竜門である党青年局長に初めて女性として就任
・デジタル政策に精通。自民党のデジタル社会推進本部では、デジタル庁創設のために尽力した
・わなの狩猟免許を保持し、狩猟が趣味。キャッチコピーは「イノシシから宇宙まで」
公式サイト:[牧島かれん]公式サイト 衆議院議員 神奈川17区
経済安全保障:小林鷹之(こばやし・たかゆき、46)*初入閣
小林鷹之 | 自由民主党千葉県第二選挙区支部長オフィシャルサイト
・衆院千葉2区、当選3回、二階派
・岸田氏の母校、開成高校の出身。東大法学部卒業後、大蔵省(現:財務省)に入省
・2012年衆院選で初当選。これまでに防衛政務官などを歴任
・党の新国際秩序創造戦略本部では、経済安全保障の提言の取りまとめに参画した
・宇宙空間で取得した資源に所有権を認める「宇宙資源法」を大野敬太郎衆院議員とともに議員立法で立案、成立させた
公式サイト:衆議院議員 小林鷹之 | 自由民主党千葉県第二選挙区支部長オフィシャルサイト
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ワクチン、五輪:堀内詔子(ほりうち・のりこ、55)*初入閣
堀内のり子 オフィシャルウェブサイト 山梨2区 衆議院議員
・衆院山梨2区、当選3回、岸田派
・2012年に比例区で初当選。これまでに厚労政務官、環境副大臣などを歴任。働き方改革などに尽力
・義理の父は自民党の堀内光雄総務会長、夫は富士急行の社長・光一郎氏。光一郎氏は岸田首相の旧長銀時代の後輩
・女性が働きやすい社会、子どもを産み、育てやすい環境の整備を訴えてきた。読売新聞(2014年12月5日朝刊)によると、2014年の総選挙では「永田町は男性社会。女性議員の数を増やさないと何を女性が望んでいるかを届けられない」「人口減や少子化への解決策を打ち出すためには、女性の目線が必要」と訴えた。
公式サイト:堀内のり子 オフィシャルウェブサイト 山梨2区 衆議院議員
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万博:若宮健嗣(わかみや・けんじ、60)*初入閣
若宮けんじ – 新しい時代、確かな未来を。
・衆院東京5区、当選4回、竹下派
・慶應義塾大卒業後、セゾングループに入社。創業者の堤清二代表の秘書を務めた
・2005年、小泉政権での「郵政選挙」で単独比例ながら当選
・これまでに防衛副大臣、外務副大臣などを歴任。沖縄県の米軍北部訓練場の一部返還などを進めた
公式サイト:若宮けんじ – 新しい時代、確かな未来を。
(文・吉川慧)