私はこうして「燃え尽きた」。30代のバーンアウト経験者3人に聞いた

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コロナ禍で働きすぎによる「燃えつき」が注目されるようになっている(写真はイメージです)。

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働きすぎてしまうことで、やる気がなくなってしまったり、うつの症状が出てしまったりするバーンアウト(燃え尽き症候群)。

アメリカでは社員のバーンアウトを防ぐために、ナイキがオレゴン州の本社オフィスを1週間閉鎖するなど、企業も対策に乗り出している

日本でもリモートワークへの移行など、労働環境が激変したことでバーンアウトに陥る人もおり、産業医は「働く側も企業側にもメンタルヘルスを保つための対策が求められている」と警鐘を鳴らす。

バーンアウトはどのように起きてしまうのか?

実際に「燃え尽き」を経験した30代の3人に話を聞いた。

コロナ対応に奔走したのに……

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コロナ対応に忙殺されたことがバーンアウトの一因になる人もいる(写真はイメージです)。2021年8月25日撮影。

REUTERS/Kim Kyung-Hoon

「コロナ対応で難しい意思決定を連日のように迫られたうえ、1日に7人、8人とオンライン面談が詰まっていました」

ユウジさん(36歳、仮名)は、約100人が働くベンチャー企業で執行役員を務めていたが、コロナ禍で「燃え尽き」を経験したという。

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