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- ティーンの支出において、ファッションが食品を抜いてトップになったことが、パイパー・サンドラーの調査で明らかになった。
- 前回、ファッション用品がトップだったのは2014年の秋だった。
- ここではティーンに人気のファッション、シューズブランドを紹介する。
ティーンたちは、長い間してこなかった新しいお気に入りの物を買うショッピングを楽しんでいるようだ。
投資銀行パイパー・サンドラー(Piper Sandler)の最近の調査によると、ティーンの支出の中で優先順位が高いのはファッションだという。
パイパー・サンドラーは2021年8月17日から9月16日にかけて平均年齢15.8歳の10代のアメリカ人1万人を対象に調査を行った。その結果、彼らの支出の22%を衣料品が占め、食料品の21%を上回ったことが分かった。10代の若者の支出で衣料品がトップになったのは、2014年の秋以来のことだ。
パイパー・サンドラーのシニア・リサーチ・アナリスト、エリン・マーフィー(Erinn Murphy)は、「アパレルでは、スポーツウェアが依然として主流であり、ナイキ(Nike)と ルルレモン (lululemon)が最高値を更新している」と、プレスリリースの中でと述べている。
「フットウェアでは、ナイキ(Nike)がトップに君臨する一方で、コンバース(Converse)やクロックス(Crocs)がシェアを伸ばし、バンズ(Vans)は低迷した。また、マイケル・コース(Michael Kors)はハンドバッグブランドとしてナンバーワンの座を奪還した。同時に、同時に、デニムのシルエットも変化しており、ハイウエストのマムジーンズなど、ゆったりとしたフィッティングのものが増えている。消費者はアパレルの買い足しを続けていて、その傾向は2022年も続くと考えている」
以下では、今回の調査で分かった10代の若者が好きなファッション、シューズブランドを紹介しよう。
ティーンに人気のファッションブランド・トップ5
1位 ナイキ(Nike)
VCG/VCG via Getty Images
2位 アメリカンイーグル(American Eagle)
Mark Lennihan/AP
3位 パックサン(PAC SUN:Pacific Sunwear of California)
Stefanie Keenan/Getty Images for PacSun
4位 アディダス(Adidas)
Thomas Peter/Reuters
5位 ルルレモン(lululemon)
John Greim/LightRocket/Getty Images
ティーンに人気のシューズブランド・トップ5
1位 ナイキ(Nike)
REUTERS/Mike Segar/File Photo
2位 バンズ(Vans)
Christian Vierig/Getty
3位 アディダス(Adidas)
Thomson Reuters
4位 コンバース(Converse)
Stuart C. Wilson/Getty Images
5位 フット・ロッカー(Foot Locker)
VIEW press/contributor/Getty Images
Foot Locker
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)