全国8割以上で今季一番の寒さ。週後半に再び寒気も

最低気温

2021/10/18 08:13公開のウェザーニュース。

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週明けの今日18日(月)朝は上空の寒気が残り、晴れて放射冷却が効いた影響で各地で冷え込みが強まりました。

東京都心でも最低気温が今シーズン初めて10℃以下を観測するなど、全国各地でこの秋一番の寒い朝を迎えています。

各地で今季一番の冷え込みに

今朝、最も気温が下がったのは、北海道の道東にある標茶町で-5.6℃と、今シーズン富士山頂を除いて全国で初めてー5℃を下回りました。

その他、東京や名古屋、大阪なども含めて全国のアメダス917地点のうち754地点と8割以上の地点で、今季一番の冷え込みとなっています。

<今朝7時までの最低気温>

 札幌  4.0℃

 仙台  6.2℃

 東京  9.2℃

 名古屋 11.4℃

 大阪  12.4℃

 福岡  14.5℃

 那覇  22.9℃

>>今いるところの天気・気温

初氷観測など冬の便り続々

この冷え込みによって、昨夜から今朝にかけては、北海道や東北、関東にかけて、初霜や初氷、初冠雪の観測が相次いでいます。

▼初霜観測

網走 平年より9日早く、昨季より24日早い観測(昨夜17日夜)

帯広 平年より6日遅く、昨季より1日遅い観測(昨夜17日夜)


▼初氷観測

帯広 平年より2日遅く、昨季より1日遅い観測(昨夜17日夜)


▼初冠雪観測

福島 吾妻山  平年より8日早く、昨季より7日早い観測

山形 雁戸山  平年より15日早く、昨季より18日早い観測

群馬 仙ノ倉山 平年より11日早く、昨季より13日早い観測

群馬 白砂山  平年より12日早く、昨季より13日早い観測

群馬 武尊山  平年より20日早く、昨季と同日の観測

宮城 蔵王山  平年より10日早く、昨季より7日早い観測

週中頃以降は寒気南下で再び気温下がる

この先一週間の天気と気温

この先一週間の天気と気温。

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今週は20日(水)から21日(木)にかけて再び寒気の流れ込みが強まり、北海道や本州の標高の高い山などで雪が降る可能性があります。車の運転などに注意が必要です。

東日本や西日本の都市部でも冷え込みが強まり、21日(木)は東京や大阪では最低気温が10℃、名古屋では8℃と一桁まで下がる予想です。

風も強く吹くため、東京では木枯らし1号の発表があるかもしれません。季節先取りの寒さとなりますので、服装選びなどに注意してください。

>>この先の気温や天気をアプリで見る

(文・ウェザーニュース

"ウェザーニュース"より転載(2021年10月18日公開の記事

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