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2030年までに5万人が暮らす未来都市に? ウォルマート元幹部が構想する、"平等"と"資本主義"が融合した理想郷「テロサ」

テロサ

テロサ(イメージ)。

BIG and Bucharest Studio

  • 米小売り大手ウォルマート(Walmart)の元幹部マーク・ロア(Marc Lore)氏は、「テロサ(Telosa)」という未来の理想郷を作りたいと考えている。
  • テロサは「equality(平等)」と「capitalism(資本主義)」を融合させた「equitism(イクイティズム)」という概念の下に作られる。
  • 2030年までにテロサに移り住む最初の「入植者たち」5万人は出願、選考手続きを経て決まる。

マーク・ロア氏のビジョンが実現すれば、2030年までに5万人が平等主義の理想郷で暮らすことになる。

今年1月にウォルマートのアメリカeコマース部門のCEOを退任したロア氏は9月、「テロサ」という未来都市を作る計画を発表した。テロサは古代ギリシャ語の「最高の目的」を意味する言葉から名付けたもので、この都市の住民には教育、医療、移動への平等なアクセスが与えられるという。住民は自動運転車で移動し、街は再生可能エネルギーを動力源とすると、テロサのウェブサイトは約束している。

テロサの住民は自分の家を建てたり、それを売ることもできるが、土地の所有権は市が持ち続けるとロア氏はUSA Todayに語っている。ロア氏はこの都市のビジョンを「イクイティズム」と呼んでいる。「equality(平等)」と「capitalism(資本主義)」を融合させた概念だ。

「砂漠の真ん中に都市を作る唯一の目的は、それがコミュニティーによって所有されるようにすることです。土地の最大限活用し、それを市民に還元します」とロア氏はUSA Todayに語った。

「支払われた税金は市のインフラ —— 道路、トンネル、橋 —— に充てられるので、自分たちのお金が具体的にどこへ行ったのか、誰にでも分かります」

この野心的な試みは、お金のかかる試みでもある。テロサのウェブサイトによると、その費用は最初のフェーズで250億ドル(約2兆8600億円)、合計では4000億ドルを超えると見込みだ。資金は投資家や慈善家から集める他、政府の補助金や助成金なども利用するという。

テロサの具体的な場所はまだ決まっていないが、アメリカのネバダ州、ユタ州、アイダホ州、アリゾナ州、テキサス州、そしてアパラチア地方(東部13州が含まれる)が候補として挙がっている

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