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「億万長者」は批判されるのに、ベゾスやマスクにファンが多いのはなぜ?

億万長者ジェフ・ベゾスの画像を用いて超富裕層への増税を呼びかける広告がトラックに設置され、アメリカ連邦議会議事堂の近くを通っている。

億万長者ジェフ・ベゾスの画像を用いて超富裕層への増税を呼びかける広告を掲示したトラックがアメリカ連邦議会議事堂の近くを通っている。

Drew Angerer/Getty Images

  • 富の不平等や億万長者という階級に対して否定的な見方をする人は多い。
  • しかし、個々の億万長者に焦点を合わせると人々の考え方が変わることが明らかになった。
  • この発見は、世界で最も裕福な人々が彼らを擁護するファンを持つ理由の解明につながるだろう。

アメリカで上位5位までの裕福な男性が有する資産の合計は、2020年3月の時点と比較して2倍になった。そして、アメリカの他の億万長者たちも、彼らに負けず劣らず財産を増やしている。

ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)の調査によると、新型コロナのパンデミック以前、アメリカの成人の大多数は、豊かさに大きな格差があると答えていたが、状況はさらに極端なものになってきている。

コーネル大学とオハイオ州立大学の研究チームが発表した新たな論文によると、一般的に人は、不平等という現象や億万長者という集団に対して否定的な見方をする傾向があるという。

オハイオ州立大学のニュースサイトによると、論文の共著者でコーネル大学の心理学教授であるトーマス・ギロビッチ(Thomas Gilovich)は、「『富裕層』や『(上位)1%』について考えると、心はすぐに状況帰属(制度や社会状況などが原因となっていると考えること)へと向かうものだ」と述べている。

「不正に操作されたシステムや、彼ら(富裕層)の特権について意識するようになり、所得格差の拡大に対処するための相続税などを積極的に支持するようになる」

しかし、個々の億万長者を思い浮かべた場合、人は公平性や特権についてあまり考えなくなることをギロビッチの研究チームは発見した。

論文の筆頭著者でオハイオ州立大学のマーケティングの教授であるジェシー・ウォーカー(Jesse Walker)は「トップに立つ人を個別に見た場合、その人は才能があり、勤勉で、稼いだ分のお金を得るのにふさわしい人物だと思う傾向がある」と述べている。

このような認識は、政策や社会生活に劇的な影響を与えると論文には記されている。

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