ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(2020年8月)。
Charles Sykes/AP
- アメリカのディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは10月25日(現地時間)、入園料の大半を値上げした。
- その結果、ハイシーズンの1デーチケット(1つのパークのみ利用)の価格は164ドル(約1万8700円)になった。
- 最も安い1デーチケットの価格に変更はないが、他のチケットについては最大で8%の値上げだとロサンゼルス・タイムズは報じた。
"世界で一番幸せな場所"が少しだけ高くなった。
ディズニーランドと隣接するディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは10月25日、その南カリフォルニアにあるテーマパークの入園料の大半を値上げした。
ロサンゼルス・タイムズによると、3~8%の値上げだという。
ディズニーの価格システムの中で「ティア1」と呼ばれる最も安い1デーチケット(1つのパークのみ利用)は、104ドルのままだ。ただ、それ以外のチケットは全て値上がりしている。「ティア2」は114ドルから119ドルに、「ティア3」は124ドルから134ドルに、「ティア4」は139ドルから149ドルに、「ティア5」は154ドルから159ドルに上がった。
ディズニーはまた、ホリデーシーズンといった1年のうちで最も需要の高い時期に「ティア6」というチケットを追加した。「ティア6」の価格は164ドルだ。
入園料だけでなく、駐車料金も値上がりした。Mercury Newsによると、その料金は25ドルから30ドルに上がった。ディズニーリゾートのホテルでは、自分で駐車する場合の料金が25ドルから40ドルに、係員に駐車を頼む場合の料金が35ドルから50ドルに値上がりしている。
ディズニーは8月、フロリダ州にあるディズニー・ワールドの年間パスポートのシステムを見直し、新たな価格は399~1299ドルの間になると発表していた。また、ディズニーランドとディズニー・ワールドは、ゲストが無料でアトラクションに優先入場できるファストパスを取り止め、行列に並ぶのを回避したければ15~20ドルの追加料金を払う必要があると発表した。
(翻訳、編集:山口佳美)