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LiDARによる地形データから、478のメソアメリカ文明の遺跡を発見

メキシコのタバスコ州、ラ・ベンタ遺跡にある草に覆われたピラミッド。オルメカ文明の時代に建造された。

メキシコのタバスコ州のラ・ベンタ遺跡にある、草に覆われたピラミッド。オルメカ文明の時代に建造された。

DeAgostini/Getty

  • メキシコ南東部のジャングルで、478のメソアメリカ文明(メキシコ高原・ユカタン半島などに見られる文明)の遺跡が発見された。
  • 遺跡の位置は、上空からレーザーを使って収集された3Dマッピングデータを解析して特定した。
  • これらの遺跡は、オルメカ文明やマヤ文明の発展の様子を明らかにするものだ。

今から約3000年前、現在のメキシコやグアテマラには、オルメカ文明やマヤ文明が栄えていた。彼らは巨大な石造りのピラミッドや長方形に盛土した広場を建設して儀式や式典を行っていたが、これらの遺跡の多くは時間の経過とともに密生した植物の下に埋もれ、ジャングルの中に消えていった。

しかしここ数年、これらの隠されたメソアメリカ文明の遺跡を見つけるために、考古学者たちはLiDAR(Light detection and ranging:光による検知と測距)という新たな技術を活用している。これによって、上空から地表に向けて照射したレーザーで地表までの距離を測定し、地形の高低差を捉えて3Dマップを作成することができる。

10月25日付でNature Human Behaviourに掲載された研究論文によると、研究者たちは、このレーザーマッピングデータを用い、約2000年から3000年前に建造された500近くのメソアメリカ文明の遺跡を発見した。

今回発見された遺跡は、メキシコのタバスコ州とベラクルス州にまたがる約8万5000平方キロメートルの地域に広がっており、これらを研究することでオルメカ文明とマヤ文明がどのように共存し、知識を共有していたかを明らかにできるかもしれない。

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