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たった30分で日用品を配達。フードパンダの“渋谷ダークストア”に潜入

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飾り気のない棚に並ぶ食品。買い物をする客の姿はない。

撮影:横山耕太郎

渋谷駅から徒歩約10分。幹線道路沿いのオフィスビルの1階に、その「スーパーマーケット」はあった。

一見すると普通のオフィスビルだが、中に入ると、トイレットペーパーやペットボトルがずらりと並ぶ。業務用のス―パーのような印象だが、商品の値札もレジも、そしてお客さんの姿もない——。

ここは「ダークストア」と呼ばれる宅配専用の店舗。客の代わりに訪れるのは、大き目なバッグを背負った配達員だ。

2021年11月2日、フードデリバリーサービス・foodpanda(フードパンダ)がオープンさせたダークストアを取材した。

foodpanda…2012年にシンガポールで創業。2016年、ドイツのフードデリバリー大手「 Delivery Hero (デリバリーヒーロー)」の傘下に入り、アジアを中心に世界51の国・地域でデリバリーを展開している。日本では2020年9月に横浜市や神戸市でサービスを開始。2021年4月には「FOODNEKO(フードネコ)」とサービスを統合した。

都市部で増え始めた「ダークストア」とは?

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商品が整然と並べられている。

撮影:横山耕太郎

ダークストアとはネット販売された商品の物流拠点で、消費者が訪れる実店舗ではない。日本ではベンチャー企業・OniGO(オニゴー)が2021年8月、東京都目黒区にダークストアをオープンさせた。

フードパンダのダークストアに入ってまず目を引くのが、飾り気のない棚にずらりと並んだ商品だ。

お菓子やカップラーメンなど食品のほかに、シャンプーや文房具、ティッシュペーパーやペットフード、生理用用品までそろっている。

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飲料は人気が高く、種類も豊富だ。

撮影:横山耕太郎

頭上には「ビスケット」「ふりかけ」「カレー」など商品の位置を示す紙が掲示してあり、並んだ商品の多くは、入荷時の段ボールに入ったまま置かれていた。

現在この店舗では約2000種の商品を扱っているが、今後は「3000~5000商品」を見込む。棚にまだ空いているスペースが多いのはそのためだ。

よく売れるのはトイレットペーパーやペットボトルの水。家にストックを置くのではなく、なくなる時に注文するというニーズがある。また『夜にアイスを食べたいけれど外出が面倒』など、深夜帯のニーズもある」(フードパンダ担当者)

配達料220円で「30分以内」配達

ダークストアへの注文は、フードパンダのアプリで行う。ダークストアの配達圏内(半径4キロ以内)にいるユーザーには、「pandamart(パンダマート)」という表示がアプリ上に現れ、そこから商品を注文する。

「ピロン」という電子音が鳴ると、注文が入ったという合図だ。

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宅配可能なエリアでは注文アプリ上に「pandamart」が登場する。

撮影:横山耕太郎

ユーザーから注文が入ると、ダークストアのスタッフはすぐに商品のピックアップを開始。注文を受けてから2分以内にピックアップと袋詰めを終えるという。

荷物を運んでもらう配達員は、AIがダークストアの近くにいる配達員を選び依頼する。

配達料は一回の注文で一律220円(税込み)。注文から配達までは「30分」という速さが売りという。

取材日はダークストアのオープン初日だったにも関わらず、取材中もひっきりなしに注文が入り、ピンクのバックを背負った配達員が次々とダークストアに姿を見せた。

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