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フェイスブックの内部調査、「3億人以上のユーザーに悪影響」と報告していた

フェイスブック

REUTERS/Dado Ruvic

  • フェイスブックの内部の研究者が、同アプリが一部のユーザーに悪影響を与えていることを発見したとWSJが報じた。
  • このアプリは、約12.5%のユーザーの睡眠、仕事上の人間関係、子育てに悪影響を与えていることが調査で判明した。
  • フェイスブックは、WSJの報道を「無責任」だとし、自社アプリの「問題のある利用」を積極的に調査していると述べた。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が入手した文書によると、フェイスブックの内部の研究者が、ユーザーの8人に1人がフェイスブックの使用によって睡眠、仕事、人間関係、子育てなどに悪影響があったと報告していたという。

研究者は、これらの問題がアプリの29億人以上のユーザーの約12.5%、つまり約3億6000万人に相当する人々に影響を与えているとした。

この文書の中で、研究者は、これはユーザーが強迫観念に囚われてアプリを使用した結果だと述べており、いわゆる「インターネット中毒」と同じだと報告している。

フェイスブック(現在はメタ)のアプリの利用パターンは、他の主要なソーシャルメディアよりも悪いもので、これらのプラットフォームはいずれもユーザーを引き留めようとしている、と文書には記されている。ただし、研究者は因果関係を立証したわけではない。

フェイスブックは、これを「問題ある利用」と呼んでいる。

今回の記事は、WSJの連載「Facebook Files」の一環として発表されたもので、主に元社員で内部告発者になったフランシス・ホーゲン(Frances Haugen)がリークした内部文書に基づいている。

Insiderも以前に報じているが、メタ傘下の写真・動画共有アプリ「インスタグラム(Instagram)」の利用が、10代のユーザーの変たるヘルスに悪影響を及ぼすことが研究者によって明らかにされている。

WSJによると、人々の日常生活に害を及ぼす可能性のあるソーシャルメディアの利用に関する研究は、有害な行動を緩和することを目指すフェイスブック内のチームによって数年前に開始された。そのチームはさまざまな修正案を提案し、同社はいくつかを実行したものの、その後、2019年に同チームの活動を停止した。チームは2020年3月、内部プレゼンテーションで調査結果を共有した。

彼らは、一部のユーザーが「フェイスブックに費やす時間をコントロールできず」、その後の生活に問題を抱えていると述べている。

それらの問題には「フェイスブックを頻繁にチェックするために、生活の中でタスクをこなせなくなることによる生産性の低下、アプリをスクロールして夜更かしすることによる睡眠時間の減少、一緒にいる時間をオンラインの時間に置き換えてしまうことによる対人関係の悪化」が含まれている、と文書には書かれている。

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