顧客が大絶賛した1枚のマトリックス。シンプルだけど破壊力のある課題解決ツールの作り方

上手に使いこなせば課題解決の最強ツールにもなるもの、それが「マトリックス」です。2つの軸で課題を整理すれば、複雑そうに見えた課題をごくシンプルに捉えることができ、どうテコ入れすれば解決できるのか筋道を立てることができます。

前回は、ビジネスシーンでよく目にする6つのマトリックス手法をご紹介しました。これら代表的なマトリックスを使いこなせているビジネスパーソンは意外と少ないもの。適切な活用の仕方をマスターすれば、あなたの仕事の幅をぐんと広げてくれることは間違いないでしょう。

マトリックスの使いこなしになれてきたら、今度は応用編として、あなた独自のマトリックスをつくって課題解決に臨めるようになりたいものですよね。

マトリックスを上手に使いこなすためのポイントの1つは、適切な2つの軸を設定するということ。これはグラフの作成でも同じです。ひとたび最適な軸を設定することができれば、あなた自身の課題解決だけでなく、取引先の課題も解決できて信頼を勝ち得ることさえできます。

そこで2つの具体例を題材にして、実際に課題解決に挑戦してみることにしましょう。あなたもぜひ、自分だったらどんな2軸を選ぶか考えながら読み進めてください。

2つの具体例はどちらも、2つの軸を設定してデータを具体的にプロットすることで課題を「見える化」しています。

1枚のマトリックスで「倒産しそうな取引先」を見つける

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