Slack、Twitter、Google元経営幹部の「地元密着型」ECが事業中止へ。「コロナ沈静化で需要薄れた」

April Underwood

「ニアバイ(Nearby)」創業者のエイプリル・アンダーウッド。創業直前はスラック(Slack)のバイスプレジデント(プロダクト担当)を務めた。

April Underwood

スラック(Slack)やツイッター(Twitter)、グーグル(Google)の経営幹部を歴任したエイプリル・アンダーウッドは、およそ1年前に創業したばかりのスタートアップ「ニアバイ(Nearby)」を解散する。

同社は、消費者が近場の地元小売店で買い物できるEコマースプラットフォームを展開していた。

アンダーウッドは11月9日(米国時間)に公開したブログサービス「ミディアム(Medium)」の投稿で次のように書いている。

「ロックダウンなど行動制限が緩和され、ワクチンが届き、子どもたちが学校に戻ったことで、地元のお気に入りのお店でリアルに買い物を楽しむなど、パンデミックで失われていた日常を私たちは取り戻しました。

ニアバイを立ち上げてから2度目のホリデーシーズンを迎え、ここまでの取り組みをふり返ってみると、私たちが生み出してきたものへのニーズが薄れてきた事実を認めないわけにはいかず、手を引くべきときが来たと感じています」

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