不毛な会議に疲弊する自分と決別。「生産性と幸福感」の好循環を回す方法

「また、長時間の会議?」「これ、出席する意味あるの?」「また、この作業?」

日々の仕事をこなすなかで、こんなふうに思ってしまうことはありませんか?

コロナ禍をきっかけに日常風景となったリモートワークやハイブリッドワークによって、参加しなければならない会議が増えた、ちょっとした業務連絡ですらもやりとりが増えた……ということが多くの職場で起きています。

このような環境で疲弊したり、コミュニケーションに苦労して気分が塞ぐようなことがあれば、あなたの心理的幸福感は低迷気味かもしれません。

かく言う私自身も過去を振り返れば、キャリアを歩み始めた頃は心理的幸福感の高い状態から低い状態へのダウンフローを経験しました。

大学教員になるまでの院生時代や客員研究員時代には、自分のやりたい研究に没頭できるという喜びと意欲で心理的幸福感の高い状態でした。しかしひとたび教員としてポストを得ると、永遠に続くかと思われる会議や目的不明の作業など、日々の目の前の業務に対して不満が鬱積していきました。

まだキャリアの浅い私が「会議時間を短くしましょう」などと提案できるわけもありません。「イヤイヤ出席するか」「なんとかして会議を欠席するか」の二択です。

この状態は、健全ではありません。イヤイヤ仕事をしていますから、心理的幸福感が次第に下がっていきます。下がった状態で仕事をしても生産性は低く、これでは完全な悪循環です。

内面で起きた劇的な変化

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