スマートフォン「BALMUDA Phone」を発表したバルミューダ。
その「BALMUDA Phone」を実際に体験できる場として、東京・南青山に旗艦店となる「BALMUDA The Store Aoyama(バルミューダ ザ・ストア 青山)」が11月19日オープンする。
オープン前にプレス向けの内覧会から、その展示をみていこう。
表参道・青山エリアに決まった理由
「BALMUDA The Store Aoyama」の外観。営業時間は平日:11時〜19時、土・日・祝日:10時〜19時で、不定休。
撮影:コヤマタカヒロ
場所は東京メトロ 表参道駅から徒歩2分。国道246号線の喧騒から一歩奥に入った路地に面している。
もともと、2021年初頭に社長の寺尾玄氏が表参道を散歩していたときにこの場所を見つけたのがきっかけで決まった立地だという。春頃から準備を進め、スマホの発表に合わせてオープンした。
中は地上2階、地下1階の3フロアー構造。
現在は、1階はバルミューダの製品を手にとって触って試せるショールームになっている。2階は「BALMUDA The Toaster」で焼いたトーストを試食したり、「BALMUDA The Brew」で淹れたコーヒーが試せる空間となっている。
地下1階は現段階では開放されておらず、今後どのように活用していくか検討中とのことだ。
BALMUDA Phoneの展示は1階、購入・契約は2階で可能
印象的なレンガの壁はバルミューダのブランドイメージを演出するもの。
撮影:コヤマタカヒロ
コンクリート造りの外観から、1歩中に入ると、イタリアのアンティークレンガを積み上げた壁と木製の大きなテーブルが現れる。
この壁の装飾も寺尾氏のディレクションによるもの。「古くから残るいいもの」という意味でのクラシックがイメージだ。
バルミューダを代表する製品であるトースターも各色並ぶ。
撮影:コヤマタカヒロ
炊飯器やオーブンレンジなども実際に触ることができる。レンジは電源も入っていた。
撮影:コヤマタカヒロ
入ってすぐの場所にある丸テーブルにも「BALMUDA Phone」が並んでいた。ここで実機を触って、購入したい場合は2階へ向かう。
入ってすぐに並んでいた「BALMUDA Phone」。10台以上が展示されていた。
撮影:コヤマタカヒロ
なお、BALMUDA The Store Aoyamaでは直販モデルとソフトバンクモデルの両方が購入できるほか、事前予約をすれば使用方法や契約方法を専用のスタッフからレクチャーしてもらえる。
付属品や保護フィルム等の展示されていた。
撮影:コヤマタカヒロ
BALMUDA Phoneの発表会後の記者向け体験会も、BALMUDA The Store Aoyamaで実施された。
撮影:Business Insider Japan
2階はキッチン家電の体験が可能
階段を登って2階フロアに上がったところ。奥がBALMUDA Phone契約用の個室となっている。
撮影:コヤマタカヒロ
階段を上がると長いバーテーブルが現れる。ここでコーヒーを飲んだり、トーストを体験できるというわけだ。
バーカウンターにはバルミューダの調理家電が並び、実際に体験できる。
撮影:コヤマタカヒロ
「BALMUDA The Store Aoyama」でしか試せないことの1つが、通常の「BALMUDA The Brew」で淹れたコーヒーとスターバックスモデルの比較だ。
スターバックスモデルは、同社で販売されているコーヒー豆に最適にチューニングされており、蒸らし時間が長く、注湯のタイミングも異なっている。
旗艦店では、その両方を飲み比べて試すことができる。実際に飲み比べてみたが、独特のスッキリ感や風味の違いが体感できた。
なお、コーヒーはいつでも飲めるのか、質問したところ「ご説明を聞いていただければ」(バルミューダ担当者)との回答で、通常の日も用意されるようだ。
「BALMUDA The Brew」と「BALMUDA The Brew STARBUCKS RESERVE LIMITED EDITION」の試飲ができるのは旗艦店だけだ。
撮影:コヤマタカヒロ
2階ではコーヒーやトーストの試食だけでなく、タイミングによっては「BALMUDA The Gohan」の試食も可能。ワークショップなども今後予定されている。