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食品廃棄物をなくしたい! 飲食店の"余り物"を注文できるアプリ「Too Good To Go」を試してみた

Too Good To Go

Too Good To Go

  • 筆者は食品廃棄物をなくすことを目指すアプリ「Too Good To Go」を使って、1日分の食事を食べてみることにした。
  • 朝食にダンキンドーナツ、昼食にル・パン・コティディアン、夕食に地元の寿司店「Sushi Capitol」を注文した。
  • 結果、筆者の場合は、このアプリは自分では普段選ばないような食事を楽しみたい時にたまに利用するには良いと感じた。

ワシントンD.C.に住んでいると、外食は高くつく。

筆者の場合、外食するのは週に1度で、外食する時は自分で決めた予算内に収めるよう心掛けている。つまり、高級なイタリアンレストランや寿司屋、場合によってはウーバーイーツに「ノー」と言わなければならないこともあるということだ。

だからこそ、アメリカに「Too Good To Go」が上陸し、東海岸でサービスを開始すると聞いた時、ぜひ試してみたいと思った。

「Too Good To Go」は食品廃棄物をなくすことを目指すアプリだ。近所のレストラン、カフェ、スーパーなどで余った食料品や食事を割引価格で購入できるサービスだ。筆者がこのアプリをダウンロードしたのは、サステナブルに地元の店をサポートするというアイデアが気にいったからだ。

そこで、筆者は11月中旬の平日に「Too Good To Go」を使って、1日分の食事を食べてみることにした。その結果、良い意味での驚きもあった。自分では普段選ばないような食事も楽しめた。ただ、"近所の店"という縛りがあるせいで、朝食と昼食に似たようなものを食べることになるといったトラブルもあった。

前日の夜

「Too Good To Go」に登録している飲食店は、食べ物を「サプライズバッグ」の形で提供する。実際に受け取るまで、何が入っているか分からないということだ。メニューにあるものは何でも入っている可能性があるが、利用者側が選ぶことはできない。深刻な食物アレルギーのある人には、このアプリは向かないかもしれない。

アプリを使ってみると、一部の店が高い人気を集めていることに気付いた。うちの近所のベーグル店の「サプライズバッグ」は、常にアプリに掲載されると数分で売り切れてしまう。筆者はこの問題を避けたかったので、前日の夜に翌日分を全て購入した。

どんな選択肢があるのかチェックした後、わたしは朝食にダンキンドーナツ、昼食にル・パン・コティディアン、夕食に地元の寿司店「Sushi Capitol」を注文することにした。

近所にどんな店があるかを調べて、食事を購入するのは、とても簡単だった。翌日の朝食が用意されていると事前に分かっているのも良かった。

朝食 3.99ドル

ダンキンドーナツ

ダンキンドーナツの「サプライズバッグ」

Emily Walsh/Insider

筆者のダンキンドーナツの注文は、午前7時30分~午後1時30分の間で受け取り可能だった。中身については、事前にほとんど説明はなかった。

値段は3.99ドル(約460円)。正直、それほど期待していなかった。

実際に「サプライスバッグ」を受け取りに行くと、良い意味で驚かされた。乾燥して固くなったりしていない、いろいろな種類のドーナツが12個入った箱だったからだ。

一般的にコーヒーチェーンで売られている12個入りのドーナツは9.99ドルなので、これはお得だと思った。受け取りも簡単で、筆者が店に行った時には商品がもう準備されていた。唯一のマイナス面は、ルームメイトとわたしがその後、数日間ドーナツを食べ続けることになったことだ。

昼食 4.99ドル

ル・パン・コティディアン

ル・パン・コティディアンの「サプライズバッグ」

Emily Walsh/Insider

筆者が昼食にル・パン・コティディアンを選んだのは、このカフェはどちらかというと高級店で、これまで2回くらいしか食べたことがなかったからだ。

受け取りに行くのが楽しみだった。サンドイッチとスープのセットが12ドルを超えるこの店で、4.99ドルで昼食が食べられるのはお得だと思った。

受け取り時間は午後3時15分~3時50分。この頃にはものすごくお腹が空いていた。朝食のドーナツは美味しかったけれど、お腹にはたまらないので、昼食の「サプライズバッグ」を心待ちにしていた。

ところが、カフェに行ってみると、わたしはものすごくがっかりした。アプリには「(パンやクッキーといった)焼いた食品やペイストリー、またはサンドイッチ、サラダ、スープ、グラノーラといった商品の詰め合わせ」とあったのに、ペイストリーが4つ入っていただけだったからだ。わたしが午後3時過ぎまでドーナツしか食べておらず、ものすごくお腹が空いた状態でなかったら、それでも良かったのかもしれない。

夕食を楽しみにしつつ、筆者は冷蔵庫の残り物を温めて食べることにして、受け取ったペイストリーを友人にあげるためにメールを送った。

夕食 4.99ドル

Sushi Capitol

Sushi Capitolの「サプライズバッグ」

Emily Walsh/Insider

昼食にはがっかりしたが、いよいよ夕食の時間だ。

余った魚の"潜在的なリスク"を考慮した上で、筆者は前日の夜に寿司を選んだ。この辺りで寿司はものすごく高いので、このリスクは取ろうと考えたのだ。その価値はあったと思う。

午後8時30分頃、Sushi Capitolに商品を受け取りに行くと、店が閉まっていたので不安になった。窓をのぞくと、中は真っ暗で客はおらず、スタッフの姿も見えなかった。カギはかかっていなかったので、ドアを開けて店に入ると、ベンチに「Too Good To Go」と書かれた茶色の袋が目に入った。わたしはそれを手に取り、アプリ上のステータスを「受け取り済み」にして、店を後にした。

家に帰って袋を開けてみると、カリフォルニアロール、もち米の入った容器、みそ汁の他、しょうゆと箸も入っていた。この辺りの飲食店では4.99ドルをはるかに超える金額を請求されるような内容で、わたしはワクワクした。

そして何よりも美味しかった。がっかりな昼食の後、お腹が空いていたわたしにとって、寿司、米、みそ汁は最高だった。

「Too Good To Go」は、(パンやクッキーといった)焼いた食品やペイストリー、自分では普段選ばないような食事などを楽しみたい時に、たまに利用するには良いと感じた。ただ、個人的には1日分の食事をもう一度注文するのは気が進まない。とはいえ、近所の店がアプリに参加し、地元の店をもっと"お試し"できるようになるのは素晴らしいことだ。とりあえず、筆者はそれぞれの「サプライズバッグ」の価値をしっかり見極めようと思う。

[原文:I ate a day's worth of meals from Too Good To Go, here's how my first time using the app went

(翻訳、編集:山口佳美)

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