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人と企業の価値を、デジタルで高める

電通デジタルの現役社員が語る、人と企業を強くする「ポジティブな職場」の魅力

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国内最大級のデジタルマーケティング会社である電通デジタルは、さまざまな分野の最先端で専門性を磨き、キャリアを築いてきた精鋭が集まる環境だ。2021年7月に電通デジタルと電通アイソバーが合併したことにより、社内の人材はより多様性が増した。中途入社した彼らにとって、電通デジタルという職場にはどのような魅力があるのか。日々の仕事で得られるやりがいとは。異なる職域で活躍する4人の社員に話を聞いた。

クライアントの課題を見極める

野宮弘子氏の写真

野宮弘子氏(のみや・ひろこ)。電通デジタル 統合デジタルマーケティング部門 プロデュース1部 第2グループマネージャー。コミュニケーション戦略策定~実行支援のためのディレクションなど、さまざまな領域を横断して統合プロデュースする。インターネット業界黎明期、ウェブ系の自社メディア会社のメディア運営からキャリアをスタートさせた。その後、総合広告代理店やデジタル専業代理店で営業職・マーケティングプランナーを経験。マネージャー職の今は、組織の成長や人材育成に関心を持つように。

電通デジタルが扱う領域は多岐にわたるうえ、大企業をクライアントとする規模の大きなプロジェクトも多い。プロジェクトを滞りなく進め、期待される以上の価値を提供するために、彼らは仕事のなかで何を大切にしているのだろうか。

統合デジタルマーケティング部門の野宮弘子氏の「本質を見失わないこと」という言葉には、各氏から共感の声があがった。

「本質を見失わないというのは、クライアント要望のビジネス背景を理解した提案をするということです。例えば『アプリのダウンロード数を拡大したい』という要望があったとして、それを達成することがクライアントの課題を解決するとは限らない。なぜそれが必要なのか、クライアントのマーケティングにおけるアプリの役割はなんなのか、根本的な課題は何なのかといったことを理解しつつ、専門家の知見なども生かしながら、本質的に解決する必要があるんです」(野宮氏)

クライアント側も気付いていなかった本質的な課題を見つけ共有し、解決に向けた支援をする。そうしてクライアントの信頼を勝ち得た時に大きなやりがいを感じると野宮氏は言う。

グローバルビジネス部で外資系企業と相対しているアカウントマネジャーの志磨 純奈氏は、本質を見極めつつ、各方面の調和を図りながらプロジェクトを完成まで導くなかで、特にやりがいを感じる瞬間は「炎上案件を鎮圧した時」と話す。

志磨純奈氏の写真

志磨純奈氏(しま・じゅんな)。電通デジタル ビジネスリード第1本部 グローバルビジネス部 ユニット2。2018年電通アイソバーに入社、合併を経て21年7月から電通デジタル所属。アカウントマネジャーとして、主に外資系企業とチームメンバーをつなぐ立場で働く。前職では米国・日本での勤務を経て、プロジェクトマネージャー・webディレクターとして美容、食品、出版業界を中心とした企業のプロジェクトを担当。幼少期と大学時代を米国で過ごしたこともあり「将来の目標は米国で働くこと」。

「クライアントやチームメンバーの不満など、こんがらがった紐みたいなものが解けた時に、非常にやりがいを感じますね。外資系企業などは海外本社、国内支社などさまざまなレイヤーで担当者の考えが違い、その調整が必要なことがあります。そんな時に不満のありかをうまく探っていつの間にか解決していた、というような時も達成感がありますね」(志磨氏)

ソーシャルメディア事業部のチーフクリエーティブプランナーの江草香苗氏は、野宮氏や志磨氏のようなアカウントがクライアントの本質を見極めた先で、専門性の高い領域を担当する。

「私の業務はクライアントの抱えているマーケティング課題をいかにソーシャルメディアのクリエーティブとしてアウトプットにするかということなのですが、大切なのは専門家であると同時に、翻訳力だと思っています。文字や数字だらけの資料をもとにロジカルに議論を積み重ねたものを、アウトプットイメージに変換できた『あ、まさしくこういうクリエーティブだ』みたいなものが浮かぶ瞬間があり、さらにクライアントにも納得いただける。その瞬間が気持ちいいんです。」(江草氏)

エクスペリエンスデザイン本部のシニア コミュニティーデザイナーの荻野好美氏は、クライアントと対峙するポジションにあるだけに、本質を見極めるためにもコミュニケーションの大切さを実感していると話す。

「確実なコミュニケーションは効率アップにもつながり、クライアントの信頼を得る近道でもあります。そのためにも『先回り行動』を大切にしています。例えばメールのやり取りでは、クライアントが疑問に感じそうなところを想像して先にフォローを入れたり、企画書を作成する際は、対峙している担当者が上司に提出することを見越して表現を考えたり。それが実って名指しで仕事が来たりすると、頑張ってきてよかったなと思いますね」(荻野氏)

「リスペクト」と「ギブ」の職場

荻野好美氏の写真

荻野好美氏(おぎの・よしみ)。電通デジタル エクスペリエンスデザイン本部 ソーシャルエクスペリエンスデザイン部シニアコミュニティーデザイナー。SNSを使ったマーケティングコミュニケーション設計、クリエーティブディレクション、分析業務などに携わる。中途社員向けのLINEに関する研修なども担当。2016年、電通アイソバー入社、合併に伴い21年7月から電通デジタル所属。前職はファッション・アート関連の事業会社で、販売や広報などを経験。現在は後輩の育成にも注力しており、コーチングを勉強中。

電通デジタルでは、社員の約4割が中途採用。各分野の最先端で活躍し、キャリアを重ねた人材が集まっている。多くのプロフェッショナルを惹きつける魅力はどこにあるのだろうか。

各氏が口を揃えるのは人間関係を含めた気持ちのいい環境だ。荻野氏は「上下関係なくリスペクトし合う風土が心地いい」と話す。異業種から転職してきた荻野氏は転職当初、業界用語も分からずに戸惑うことがあった。だが、周囲のフォローやアドバイスをもらいながら仕事を吸収するなかで「自信をもって働けるようになった」と言う。

「電通デジタルは、社内はもちろん電通グループ内でのナレッジシェアが盛んなのも大きな魅力です。社内のWEBツール上に研修動画や調査データが多数共有されていたり、社内オンラインセミナーやコミュニケーションツールなどで知見のあるメンバーに気軽に質問や相談するチャンスもある。デジタルマーケティング業界では『前例のない仕事』をすることが多く、業界のトップバッターになることもあるのですが、このように再現性のあるナレッジシェアがあることでヒントをもらえ、新しいことにも臆せず挑戦できるし、自分の得意領域・提案領域を拡張していきやすいんです」(荻野氏)

野宮氏によれば、社内のSlackなどのコミュニケーションツールを使えば「基本すぎていまさら尋ねるのは恥ずかしい」と感じるような質問にも懇切丁寧な解説が寄せられるし、業務上で行き詰まったときに投げた相談にも「うちではこうしているよ、こんな方法があるよ」と知見が集まってくるという。仲間に惜しみなく「ギブ」してくれる人が多いという。

「挑戦する人の背中を押してくれる環境がありますよね。経営者も上長も結構、『恐れずにやってみようよ』という雰囲気があります」(野宮氏)

知識をシェアして成長を促し、社員を信頼して任せる。そうした環境は働きやすさにもつながっている。

「裁量をもって仕事ができるのもすごくいいですよね。無駄な承認がないので、やりたい人はどんどんいろんな仕事ができる環境になっているのは魅力的だなと思います」(志磨氏)

憧れの同僚がたくさんいる環境

江草香苗氏の写真

江草香苗氏(えぐさ・かなえ)。電通デジタル エクスペリエンス部門ソーシャルメディア事業部 ソーシャルメディア第2グループ、チーフクリエーティブプランナー。インスタグラムをはじめソーシャルメディアの運用、アカウント設計などに携わる。2017年電通デジタル入社。前職は広告系制作プロダクションの映像ディレクター。広告のクリエーティブ畑で育った。

江草氏は、電通デジタルを「さまざまな領域の魅力的な人から刺激を受けられる」一方で、「目移りしやすい環境」だと表現する。会社として扱う領域が広く、異なる職種の人と働く機会が多いだけに、自身がカバーすべき範囲に迷うこともある。これからのキャリアをどう描いていくのか。

「ここで仕事をしていると、統合プランニングもアカウントの人たちも、データアナリストも、すべての職種が専門的でかっこよく見えて羨ましいと思うことが多いんです。自分ももっといろいろできたらいいのにという憧れは消えないんですね。

でも、私自身は元々クリエーティブを扱う右脳人間で、そこまで器用じゃないので、結局は専門を掘り下げるしかない。ただ、『穴を深く掘ることで必然的に穴の直径は広くなっていく』という言葉があるように、専門性を深める中で徐々に広い領域の事を考えられるようになっていくというのが、自分なりのいい伸び方なんだろうなと思うことがあります」(江草氏)

最後に、一緒に仕事をしたい人材像について尋ねると一様に「ポジティブな人」という答えが返ってきた。

「結局仕事って、壮大な伝言ゲームみたいなものだと思っているんです。その伝言ゲームをいかに成功させるか、自分の仕事だけでなく、他社や隣チームなど、それぞれの事情にも想像を働かせながら進めていく。もちろん完全には無理ですが、そういったポジティブな想像力がある人だといいなと思います」(江草氏)

さまざまなプロジェクトで困難を乗り越えた経験は、「ポジティブ」なマインドを支える強さにつながる。その過程で経験する失敗も、その後の仕事に生かせば自分だけの強みとなるはずだ。

「大失敗した経験がある人ですかね。そういう経験って結構強みになるんですよ。それとコミュニケーション能力。経験値やスキルも大事ですが、マインドも大事だと思っています」(野宮氏)

幅広いフィールドに、最先端で活躍するプロフェッショナルが集まる電通デジタル。強い個性が集まり、お互いに高め合う環境が、企業の成長を支えている。


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デジタル化が進む中で必要な「余白」。電通デジタルの成果を出す新しい働き方とは

国内最大級のデジタルマーケティング会社、電通デジタル。コロナ禍以前からリモートワークなど働き方改革を模索していた同社では、コロナ禍で直近では全社の約90%がリモートで勤務している。高いパフォーマンスを上げつつ、さらなる「働きやすさ」を追及し続ける同社は今、働き方改革の成果と課題をどう捉えているのか。戦略アカウントプランニング部門、部門長の杉本晃一氏に話を聞いた。リモートワークで「距離が縮まった」「電通デジタルではいま、ほとんどの業務がリモートワークで行われています。出社率はだいたい10~20%でしょうか。もう以前のような働き方に戻るのは難しいです」(杉本氏)クライアントの事業成長パートナーとして、デジタルの幅広い領域にケイパビリティを持つ電通デジタルは、デジタルトランスフォーメーション領域、データテクノロジー領域、メディア&コミュニケーション領域、クリエーティブ領域、統合デジタルマーケティング領域、コマース領域──という6つの領域を有している(2021年時点)。杉本氏の戦略アカウントプランニング部門のクライアントには、大企業が並ぶ。社会の変容で劇的に変化していく消費動向に対応するため、

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