トム・ホランド主演の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
Courtesy of Sony Pictures
- アプリ「TV タイム(TV Time)」は毎月、アメリカのユーザーが鑑賞する意向を示した、最も期待される新作映画のリストをInsiderに提供している。
- 2021年12月は、マーベル・シネマティック・ユニバースの『スパイダーマン』と、『マトリックス』の新作も公開される。
- また、スティーブン・スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』やネットフリックス配信の『ドント・ルック・アップ』などアカデミー賞の候補になりそうな映画も公開される。
※日付はアメリカでの劇場公開予定日。日本での公開予定日も並記。
7位『ナイトメア・アリー』
2021年12月17日(日本:2022年3月25日)
Searchlight Pictures
解説:「巧みな話術で人々を操る才能を持つ、野心的な見世物小屋芸人(ブラッドリー・クーパー)が、彼以上に危険な女性精神科医(ケイト・ブランシェット)と関係を持つようになる。
ロッテン・トマトの批評スコア:69%
批評家コメント:「『ナイトメア・アリー』はフィルム・ノワールへのオマージュだ。しかしそれだけではなく、この作品は、暗黒のスノードームでもあり、光り輝く細かいファセットが施されていて、ギレルモ・デル・トロ監督の最も流麗な長編作品のひとつだ」(ハリウッド・リポーター)
6位『ウエスト・サイド・ストーリー』
2021年12月10日(日本:2022年2月11日)
トニー役のアンセル・エルゴートとマリア役のレイチェル・セグラー。
20th Century Studios
解説:スティーブン・スピルバーグが監督、ピューリッツァー賞とトニー賞を受賞しているトニー・クシュナーが脚本を務める。ニューヨークを舞台にした若者の激しい対立と恋愛を描いた1957年初演のブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の2度目の長編映画化。
ロッテン・トマトの批評スコア: 92%
評論家コメント :「実現不可能なことに挑戦し、半世紀以上の時を経て歌い上げることができたのはとても稀有なことだ」(エンターテインメント・ウィークリー)
5位『SING/シング:ネクストステージ』
2021年12月22日(日本:2022年3月18日)
Universal
解説:劇場支配人のバスター・ムーン(CVはオスカー俳優のマシュー・マコノヒー)は、ムーン劇場を地元で人気のものにしたがもっと大きな目標を持っていた。それは、エンターテイメントの中心地レッドショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露することだった。
ロッテン・トマトの批評スコア: 56%
批評家コメント:「テンポが非常に速いため、観客は次のシークエンスに移るまで、場面のテクスチャや視覚的なスペクタクルを鑑賞するのに1ミリ秒以上かかることはないだろう」(インディワイヤー)
4位『ドント・ルック・アップ』
2021年12月24日(ネットフリックスで配信)
『ドント・ルック・アップ』のレオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンス。
Niko Tavernise/Netflix
解説:『ドント・ルック・アップ』は、地球に衝突する可能性のある巨大彗星の接近を人類に警告するために、2人の下っ端の天文学者が大規模なメディアツアーを行う姿を描いた作品。脚本・監督はアダム・マッケイ。
3位『キングスマン:ファースト・エージェント』
2021年12月22日(日本:2021年12月24日)
Twentieth Century Fox
解説:歴史上最悪の暴君や犯罪者が集まり、数百万人を抹殺する戦争を企て、一人の男が時間と闘いながら彼らを阻止しなければならない状況に陥る。『キングスマン:ファースト・エージェント』では、世界最強のスパイ組織「キングスマン」の誕生秘話を知ることができる。
2位『マトリックス レザレクションズ』
2021年12月22日(HBO Max同時配信、日本:2021年12月17日)
Warner Bros.
解説:先見性のある映画製作者ラナ・ウォシャウスキーの『マトリックス レザレクションズ』は、ジャンルを再定義した画期的なシリーズの待望の4作目。この新作ではオリジナルキャストのキアヌ・リーブスとキャリー・アン・モスが、彼らを有名にした象徴的な役、ネオとトリニティーとして再び登場する。
1位『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
2021年12月16日(日本:2022年1月7日)
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』主演のトム・ホランド。
Marvel Studios/Sony Pictures
解説:スパイダーマン映画史上初めて正体が明かされ、スーパーヒーローとしての重責と日常生活が対立し、大切な人を危険にさらしてしまうピーター。自分の正体が知られていない世界に戻りたい彼は、友人であるドクター・ストレンジの助けを求める。しかしその呪文が世界に穴を開けてしまい、過去にスパイダーマンと戦った最強のヴィランたちを解放してしまう。ピーターは自分自身の未来だけでなく、パラレルワールドの未来を永遠に変えてしまうような過去最大の困難を乗り越えなければならなくなる。
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)