「上場廃止」以外の選択肢奪われたDiDi。ソフトバンクグループ、アリババへの影響は?

インサイドチャイナ

12月3日はDiDiショックでアリババなど中国IT企業の株価も大幅下落した。

REUTERS/Brendan McDermid

アメリカで上場した直後に中国当局から審査と処分を受けることになった配車アプリのDiDi Chuxing(滴滴出行)が12月3日、上場廃止方針を発表した。

6月末の上場から5カ月での方針転換は、事業を継続するための苦渋の決断だろう。中国では産業界に対する規制強化が1年間続いているが、今回のDiDiの上場廃止はどんな意味を持つのか。背景と影響を3つのポイントにまとめた。

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中国経済に関心がある人ならDiDiが配車アプリ企業だと知っているだろうが、それが生活に欠かせないアプリであることは、中国に住んでみないと分かりづらい。

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