ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂でクリスマスツリーの飾りをするロイヤル・コレクション・トラストの職員。
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- ロイヤル・コレクション・トラストは毎年クリスマスの時期にウィンザー城を装飾している。
- 2021年は、エリザベス女王と妹のマーガレット王女が戦時中に演じたパントマイムの衣装が展示されている。
- ウィンザー城内の聖ジョージ礼拝堂に置かれた高さ6メートルのクリスマスツリーはウィンザー・グレート・パークで育てられたものだ。
イギリスのウィンザーにあるウィンザー城(Windsor Castle)ではホリデーシーズンに向けて装飾が施されている
クリスマスの飾り付けがされている街の通りから見えるウィンザー城。
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ウィンザーの街もイギリス王室をテーマにしたクリスマスのデコレーションが施されている。
ロイヤル・コレクション・トラスト(Royal Collection Trust)の職員たちは、毎年、クリスマスに向けてウィンザー城を飾り付けている
ウィンザー城のクリムゾン・ドローイング・ルーム。
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ロイヤル・コレクション・トラストは、イギリス王室の美術品コレクションの管理や邸宅の一般公開、グッズの販売などを行う組織。
クリムゾン・ドローイング・ルーム(Crimson Drawing Room)では、高さ約4.5メートルのクリスマスツリーが、カーテン、カーペットや家具と同じ赤い色のオーナメントで飾られている
クリスマスツリーの仕上げをするロイヤル・コレクション・トラストの職員。
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クリムゾン・ドローイング・ルームは、普段はエリザベス女王がプライベートなイベントに使用する部屋だ。
城内の聖ジョージ礼拝堂(St George's Hall)では、高さ約6メートルのクリスマスツリーが印象的なホリデーシーズンを演出している
ロイヤル・コレクション・トラストの職員が、聖ジョージ礼拝堂のクリスマスツリーの飾り付けをしている。
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この巨木は、かつてイギリス王室専用の狩猟場であった5000エーカー(約20平方キロメートル)のウィンザー・グレート・パーク内で育てられたものだ。
ロイヤル・コレクション・トラストの職員たちは、ツリーに何百ものライト、ガラスや鏡のオーナメントを飾った
聖ジョージ礼拝堂のクリスマスツリー。
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職員たちははしごに登り、枝に赤や金の飾りを丁寧に付けた。
ツリーの一番上には、伝統的な天使の像が飾られている
聖ジョージ礼拝堂のクリスマスツリー。
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2021年11月25日から2022年1月3日まで、ウィンザー城は一般公開され、クリスマスのデコレーションを見ることができる。
2021年はエリザベス女王(Queen Elizabeth)とマーガレット王女(Princess Margaret)が10代の頃に演じたクリスマスのパントマイムの衣装も展示されている
ロイヤル・コレクション・トラストのクリエイター、キャロライン・ド・ギトー(Caroline de Guitaut)が、衣装展示「プリンセスのパントマイム」を担当した。
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1941年から1944年にかけて上演された一連のパントマイムは、英国羊毛基金(Royal Household Wool Fund)へ兵士が使う布団を作るための寄付金を募るためのものだった。
「プリンセスのパントマイム(Princesses' Pantomimes)」の展示には、2つの演目「アラジン(Aladdin)」と「Old Mother Red Riding Boots」の衣装が含まれている
エリザベス女王とマーガレット王女が戦時中のパントマイムで身に着けた衣装。
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エリザベス女王は、「Old Mother Red Riding Boots」と題したパントマイムでクリスティーナ・シャーウッド夫人役を演じ、ピンクのサテンとレースの長袖ドレス(右)を着た。
1943年は「アラジン」を上演し、エリザベス女王がアラジンを、マーガレット王女はロクサーナ姫( Princess Roxana)を演じた
戦時中のパントマイムでエリザベス女王とマーガレット王女が衣装を着ている写真が掲載されている案内カード。
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エリザベス王女はアラジンに扮して金襴とターコイズ色のトップスとお揃いの帽子を着用し、マーガレット王女はロクサーナ姫に扮して赤いシルクのドレスを着て登場した。
衣装の展示には、おとぎ話の登場人物の絵も展示されている
ロイヤル・コレクションの「プリンセスのパントマイム」の衣装展示。
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衣装の後ろにあるのは「ジャックと豆の木」「シンデレラ」「ピーターパン」などおとぎ話の登場人物が描かれたセット。当時学生で後の映画監督、クロード・ウィーサム(Claude Whatham)の作品だ。
[原文:10 glittering photos that show the royal family's Windsor Castle decked out for Christmas]
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)