底に仕掛けあり。「クレバーコーヒードリッパー」による美味しくて賢い淹れ方

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Photo: 西山綾加

こちらの記事は、ライフハッカー[日本版]から一部編集の上、転載しています。

コーヒーの美味しさとその奥深さにハマる人は多いだろう。美味しいコーヒーを淹れるには、ある程度以上優れた道具は必須と言える。

そこで、フレンチプレスの手軽さと、ペーパードリップの味わいを同時に叶えてくれる道具を紹介する。

コーヒーショップで店員が使っているのを見て、思わずどこで買えるのか尋ねてしまったそれは、「クレバードリッパー」という名の賢いアイテム。

見た目は普通のドリッパーだが、底にある仕掛けがとても賢い。

クレバーな構造の正体は「バルブ」

ペーパーフィルターをセットし、お湯を注ぎ入れ…と、そこまでは普通のドリッパー同じ。

よくあるドリッパーは底に穴が空いているが、「クレバードリッパー」の底にはシリコンラバー製のバルブがついている。

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Photo: 西山綾加

底面に脚があり、その脚よりも内側を押し上げるとバルブが上がる。

つまり、バルブが上がらないとコーヒーが落ちてこないようになっているのだ。

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Photo: 西山綾加

そこを押し上げるとこんな感じ。

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Photo: 西山綾加

淹れ方はフレンチプレスと同じ

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Photo: 西山綾加

ドリッパーの中で粉にお湯を浸透させてコーヒーを抽出するわけだが、この方法は、フレンチプレスと同じ「浸漬式」に分類される。

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Photo: 西山綾加

お湯を注ぎ、蓋をして待つこと3分半。

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Photo: 西山綾加

ドリッパーを持ち上げカップに乗せると、この通り。バルブが開いてコーヒーが落ちていく。

この時は、2〜4杯用のペーパーフィルターを使った。

しかし、コーヒー10gに対し180ml程度のお湯を使うことを考えると、2杯以上一気に淹れる際は、4~8杯用の大きめのペーパーフィルターを使った方が良さそうだ。

ブレないコーヒーを、シンプルに

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Photo: 西山綾加

手が離せるコーヒーの蒸らし時間を活用して、ささっとご飯の支度をしてしまえば、モーニングタイムをいつもより優雅に、そして効率的に過ごせそうだ。

フレンチプレスで淹れたコーヒーは、飲み終わりにドロっとした部分が残るが、「クレバードリッパー」はペーパーフィルターを使うので微粉が入らず、味わいはペーパードリップそのもの

それどころか、大量に淹れても、誰が淹れても味がブレにくいことも考えると、もはやペーパードリップ以上かも。

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Photo: 西山綾加

本体に書かれた「good consistent coffee made simple」の言葉にも納得。

筆者の朝時間には、もはや手放せないアイテムになった。

なお、以下の表示価格は執筆時のもの。変更の可能性があるため、販売ページでご確認を。

(文・撮影/西山綾加)

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