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環境保護でも競い合うクラウド市場。アマゾン、グーグル、マイクロソフト、アリババの戦いが本格化へ

Alibaba

Reuters

2022年は、いかに環境に優しいクラウドサービスを市場で提供できるかを競い合う年になるかもしれない。大手のクラウドベンダーたちがカーボンフットプリントの削減によって顧客を獲得しようとしているからだ。

中国最大手のネットショッピングとクラウドの企業であるアリババは、他社に続いて持続可能性目標を発表し、2030年までにクラウド事業のカーボンニュートラル達成を目指すという。

アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)とマイクロソフトのAzure(アジュール)も2025年までに再生可能エネルギーのみを使用することを目標にしている。Google Cloudは既にカーボンニュートラルは達成しており、2017年以降は電力消費の100%を再生可能エネルギーの購入でマッチングさせているという。壮大な目標ではあるが、クラウドの持続可能性については業界標準がないため、その取り組みの効果を評価するのは難しいとアナリストは言う。

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